七叉路がある 追記:取材してきた

 立体交差化工事中の「京急蒲田駅」付近に“七叉路”があるので、紹介します。これは7本の道路の交差点です。「タモリ倶楽部」で知りましたが、その番組を見たのは「京急蒲田駅」の撮影をした後だったので、写真は撮れていないです。

七叉路2
 こちらが七叉路の位置です。住宅街の中にあるっぽいです。

七叉路
 こちらが拡大図です。まるでフランスの凱旋門の交差点みたいです。ここで道に迷う人が結構いるようです。

七叉路
 こちらが空中写真です。上の地図と同じ縮尺(かな?)にしてあります。

2七叉路
 拡大図です。


追記:この場所に行ってきました。
DSCN0327.jpg
 久しぶりに最寄りの「京急蒲田駅」を訪問しました。要塞は完成済みです。

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 プラットホームは2階と3階にあり、それぞれを結ぶエスカレーターが別々に設置されています。

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 近くには、船みたいな建物がありました。


そして、七叉路です

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 この七叉路は、造られ始めてから80年以上経過していますが、一度も事故が起きていない、模範的な交差点として扱われています。

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 車が来ない隙に、真ん中で撮影してみました。

DSCN0319.jpg
 「タモリ倶楽部」で撮影に使われた建物です。放送では、屋上でロケが行われ、そこから七又路を見下ろして、車の通過ダービー(どの通りから来てどこへ抜けるかの駆け)をしていました。もちろん、一般人は入れず、残念ながら、周りに七又路を上から見おろせて、かつ一般人がホイホイ入れる建物はありませんでした。
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「河口湖」に延びている「中央自動車道」の分岐路線は、「赤石山脈」横断計画の名残

 最近、「リニア中央新幹線」のルートが「赤石山脈」横断ルートに決まりました。このルートは数十年前の計画時から考えられた、いくつもの候補ルートの中で、最も直線で路線距離が短くて車輛のスピードが出せて山あり谷ありなものです。この、「赤石山脈」を横断する直線ルートは、「中央自動車道」の建設計画時にもその候補に挙がっていました。現在の「中央自動車道」は「赤石山脈」を避けて「諏訪湖」を経由する大回りルートをとっています。そのルートの途中で「大月ジャンクション」から「河口湖」方面に分岐する短い路線(鉄道でいう盲腸線)が延びていますが、それこそが「赤石山脈」横断ルートの一部なのです。

中央自動車道
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20101224/544889/?SS=imgview&FD=46728356より。
 かつての「中央自動車道」の計画ルートです。実線が「赤石山脈」直線ルート、破線が迂回ルートで現在の「中央自動車道」とほぼ一致します。こういった計画は今から50~60年前に、すでにあったのです。


中央自動車道2
 今の地図に照らし合わせると、赤線のようなルートになります。「河口湖」から「身延」へ下り、「赤石山脈」を貫いて「飯田」に至るものです。現在の「大月ジャンクション」~「河口湖インターチェンジ」間は、このルートの一部になるのです。ただ、「河口湖」と「身延」は500m以上の標高差があるので、「甲府」の南から「赤石山脈」を貫いたほうが起伏が抑えられる気もします(どっちみち「赤石山脈」横断時にトンネルを短くするためにある程度高度を稼ぐため、そこでの起伏は結構ありそうですが)。

 この壮大な構想は、技術や費用やなんやかんやで実現しませんでした。そして現在、それは「リニア中央新幹線」に引き継がれようとしています。かつては「北陸新幹線」の「立山連峰」を貫くルートが考えられていたことなどをみると、昔の建設計画は今の現実からみれば非常に壮大なものが多いですね。

 この「赤石山脈」横断ルートについては、以下のサイトで詳しく見ることができます。
南アルプスを越えられなかった中央自動車道

「新東名・名神高速道路」のトンネルの延長は全て5km未満

 今年の4月に「新東名高速道路」が部分開通して「静岡県」内の交通の流れが大幅に変わりました。「新東名高速道路」は従来の「東名高速道路」よりも山あり谷ありの山間部を走る分長大トンネルが多いですが、全てのトンネルの延長は5km未満になっています。

 何故かと言いますと、危険物積載車の通行を可能にするためです。消防法により、危険物積載車は延長が5km以上のトンネルの通行を禁止されているのです(←「関越トンネル」、「飛騨トンネル」、「恵那山トンネル」などがモロ引っかかる)。しかし、「日本」の大動脈となるこの路線にこのような制約をつけるのは、色々と不便なものです。そこで全てのトンネルの延長を5km未満としました。

 近年開通する高速道路で5kmを超えるトンネルが1つもないのは結構珍しいとも言えますが、「新東名・名神高速道路」は片側3車線で設計されているため、トンネルの断面積が片側2車線の高速道路トンネルの2.3倍になります。「新東名高速道路」で最も長い「金谷トンネル」(延長4663m、断面積190㎡)の掘削量は、片側2車線の高速道路トンネルに単純換算すると10722m分にもなります。

 ちなみに、「新東名・名神高速道路」は片側3車線で計画されていますが、なんやかんやな事情で当分は片側2車線として運用されます。ただし、3車線化にできるよう、その分の用地買収は完了させ、トンネルや長大橋梁などは3車線の幅で造っています。設計速度は120km/hとされていますが、140km/hでも十分に走れる線形をなしています。ただし、140km/h運転は警察関係者が断固反対の姿勢をとっているため、当分は普通の高速道路と同じ100km/h制限になりそうです。「静岡県」が140km/hの実現化の要望を出しているらしいので、ひょっとしたらかなう日が来るかもしれませんが、とにかく今はネズミ捕りが激しいらしいです。

富山大橋架け替え工事 その6 平成22年5月2、3日

 よく考えたら、このシリーズを2年以上サボっていたので、せめて今からでも撮れたときに撮った写真をうpしときます。とりあえず、橋がだいぶ形になってきたこの時期をご覧ください。「新富山大橋」は、今週の3月24日(土)に開通しますよ。

無題
 毎度の通り、写真の撮影地点を番号で表記しときます。


①
 歩道橋の上からの撮影です。この歩道橋は、橋の左岸側、特に線路の配線の変化などを眺めるのに最適でしたが、最近撤去されてしまいました。



②
 「松川」を渡る小橋もきれいになっています。



③
 路床も真っ平らになってきました。あとは、舗装するだけでしょうか?



④

④ 
 上に何もないのでとても広々しています。



⑤

⑤ 
 橋の上の部分が様になってきました。 



⑥

⑥ 

⑥  
 橋の中身を見られる数少ない機会です。



⑦
 使っている足場材の数がパないです。



⑧
 どうやら、歩道部分を少しずつ延ばしているようです。



⑨
 橋の真ん中にある鉄骨らしきものは何に使うのでしょうか?



⑩
 この部分は、まだ鉄骨で養生しています。



⑪
 右岸(「呉羽」側)から見るとこんな感じです。



⑫
 こちらのほうも、表面が真っ平らになっています。



⑬
 端部も、歩道や側溝などの整備が行われ、順調に拡張の準備が進められています。


参照↓
富山大橋架け替え工事 その1 平成20年7月2日
富山大橋架け替え工事 その2 平成20年12月29日
富山大橋架け替え工事 その3 平成21年4月8日
富山大橋架け替え工事 その4 平成21年7月11日
富山大橋架け替え工事 その5 平成21年11月27、29日

「金沢」の「三つ目トンネル」

 普通、道路や鉄道のトンネルは対面通行や単線(もしくは複線)で穴が1つ、4車線以上や複線で穴が2つ並んでいます。しかし、「金沢」には穴が3つ並んでいる「三つ目トンネル」があります。3つのトンネルが一か所に集中する場合、1つは大体が作業用の小さなトンネルですが、今回紹介するのは3つとも一般通行にきっちり使用されているトンネルです。


金沢の三目トンネル
 「三つ目トンネル」の位置は「金沢」市内、および周辺を通る、「山側環状」の「涌波IC」です。ちょうどこのへんは山腹にあたり、トンネルが多いです。

P7117698.jpg
 「三つ目トンネル」の遠目写真です。下2つが「山側環状」の本線(「崎浦涌波トンネル」)、上の1つが「山側環状」と一般道路を繋ぐ連絡線(よーするにICのランプ)(「涌波トンネル」)です。

P7117700.jpg
 正面から撮影。まさしく「三つ目がとおる」ですね。デジカメをガムテープで固定し、時速30km/h走行で撮影。後ろに車がいなくて精神安定が保たれましたとさ。

金沢の三目トンネル
 「三つ目トンネル」を簡易的な絵にするとこんな感じになります。

金沢の三目トンネル
 絨断面は、こんな感じです。本線のトンネルの上の台地を一般道路が走り、このトンネルの両側から一般道への連絡線が通っています。「三つ目トンネル」が見られる東側(図で言う右側)は山が険しいため連絡線もトンネルで貫いています。このため「三つ目」になりました。連絡線は本線よりも急こう配であるため、本線とは次第に離れていきます。

酷道「エル・カミニート・デル・レイ 」

 世界にはこんな道があります。これを撮影した人すごいです。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm2798810

 この道は、スペインにある「エル・カミニート・デル・レイ 」という道です。今から100年ほど前に治水工事専用の道として作られましたが、ダム完成後は廃道となり、所々崩落している非常に危険な状態となっています。原則立ち入り禁止にされていますが、この手の人たちが多く集まる場所です(自分の責任で行くなら黙認なのかな?)。普通の人だといけないですね。一番高いところは落差230mあるそうです。ここに道を作ること自体が神ですね。

 思ったのですが、この道は黒部川沿いの日電歩道・水平歩道と共通する点が多いですね。

絶壁に設けられた狭くて危険な道
絶壁は花崗岩でできている
ダム建設の目的で造られた
 

 という点がです。まあ、聞く限りは「エル・カミニート・デル・レイ 」は黒部の歩道よりは危険かもしれませn。

珍トンネル

 こんなトンネルが千葉にあるそうです。「ナニコレ珍百景」というタグがついているのが納得できる造りであります。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm5520260

 撮影者のRA13Sさんは、他にも色々な廃線・廃道をめぐる方で、マイリストに色々な撮影記録がありました(http://www.nicovideo.jp/mylist/17704932)。とても興味深いです。僕の地元の景色もあったので思わず見入ってしまいました。あと、藪をかき分ける面倒くささが、野外調査をした経験のある僕にもひしひしと伝わりました。

高速道路のジャンクション その2 鳥栖ジャンクション

 福岡県の「九州自動車道」と「長崎自動車道」・「大分自動車道」の直交部に位置する「鳥栖ジャンクション」は、日本で唯一のクローバー型ジャンクションです(←ランプの形が四つ葉のクローバーみたいな型)。このジャンクションは、小中学校の算数や数学の教科書で見たことのある人もいるかもしれません。

鳥栖ジャンクション
 「鳥栖ジャンクション」は、九州を東西と南北に結ぶ2本の重要な高速道路の交点に位置します。赤←と赤円で示している場所です。

鳥栖ジャンクション(過去)
 ひと昔前の「鳥栖ジャンクション」です(写真はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Tosu_JCT.jpg、図はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Tosu_Jct_Plan-1987_ja.pngより)。完全な四つ葉のクローバーです。地理条件などから多少歪みを入れて微調整をしていますが。それでも、算数の教科書には図形の例として載っていた覚えがあります。森谷帝二が設計に携わっていたら、納得せずに爆破しそうですが。

鳥栖ジャンクション(現在)
 現在の鳥栖ジャンクションです(図はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Tosu_Jct_Plan_detail_ja.pngより)。「サガンクロス橋」(オレンジ部分)が新設されています。しかし、サガンクロス橋を渡る西にある「鳥栖インターチェンジ」で降りることができないため、「鳥栖インターチェンジ」の利用者のために従来のランプは未だに現役です。

 「鳥栖ジャンクション」は、昭和50年(1975年)3月13日に開通しました。その後、平成13年(2001年)3月24日に「九州自動車道」下り線と「長崎自動車道」を結ぶ「サガンクロス橋」が新設されました。

 「鳥栖ジャンクション」のようなクローバー型ジャンクションは、日本ではほかに造られていません。ランプが立体交差をする個所が無いため建設の費用や手間が小さい利点があります。しかし、使用する敷地面積が大きくなるため、土地が狭くて建設技術の高い日本には向かないのです。利用者の方向感覚が狂いやすい、折り返し走行(不正)ができる、分岐と合流時に事故や渋滞が起こりやすい、という欠点もあります。土地の広大なアメリカなどではこの型のジャンクションが結構あるようです。

 

富山大橋架け替え工事 その5 平成21年11月27、29日

 4か月振りの更新です。雨季は工事が中断したためか?富山市内環状化工事と比べて素人が気づく変化量が少なく感じましたが、進んではいました。

新富山大橋 平成21年11月 - コピー
 地図中の番号は、写真の撮影位置を示します。赤色が橋の建設部分、青色が新たに造られた土手と旧8号線を結ぶう回路です。

①
橋の西側も、新たな道路の輪郭線(側溝とか)が見えつつあります。

②
橋に通じる坂道も、輪郭が見えてきました。

③
橋部分は4か月前と同じ長さです。

④
橋げたの上に、橋を支えると思われる基部が設置されました。

⑤
橋の無い部分も、準備がされてきました。

⑥
河川敷に、様々な機材が置かれています。

⑦
⑦ (2)
東側の坂道は、小休止状態?

⑧
歩道橋から見ると、こうなります。

飛騨トンネルは、路線計画の見直しで造られた

 去年の7月に飛騨トンネルの区間が開通し、東海北陸自動車道は全線開通を果たしました。飛騨トンネルは地元付近の人はご存じのように、総延長は10710mと、日本の道路トンネルは関越トンネルに次いで2番目の長さです。実は、飛騨トンネルは最初の計画段階では造られる予定ではありませんでした。

飛騨トンネル
 地図中の赤線が、最初の計画で練られたルートです。現在の荘川IC~白川郷IC間を高山付近へ迂回せずに国道156号線沿いに直線で結ぶ予定でした。

 しかし、地理的な位置が問題として挙げられました。東海北陸自動車道とほぼ直角の方向に、松本~福井を結ぶ中部縦貫自動車道(地図中の茶線)も計画され、東海北陸自動車道と交差することになりました。最初の計画におけるルートでは、名古屋方面から高山・松本へ向かうのは便利な形ですが、富山方面からは荘川まで1度南下する大回りなルートになってしまいます。そこでどちらの方向から利用しても便利なように、現在のルートに変更されました。また、最初の計画ルートには断層が多数存在したことも、ルート変更のきっかけになりました。こうして東海北陸自動車道の荘川IC~白川郷IC間は現在のルートになり、飛騨トンネルが建設されたのです。ちなみに、このような計画変更はそうそう行われるものではないそうです。

「飛騨トンネル」は、本来は「天生トンネル」と呼ばれるはずだった

 「飛騨トンネル」と言えば、日本国内の道路トンネルで「関越トンネル」に次いで2番目に長いトンネルです。名前も知名度の高い飛騨地方からとってあり、あたかも最初からこの名前で呼ばれていたように見えます。しかし、トンネル建設の計画を立て工事を発注した段階では「天生(あもう)トンネル」と呼ばれていました。これは、トンネルの近くにある、天生峠から由来します。トンネル掘削を行う2つの機械(TBM)も、それぞれ「天生太郎」、「夢天生2000」よ呼ばれたくらいです。発注した後にトンネルの名前を変えることは普通ありません(ていうか前代未聞)。

 これは些細な会話がきっかけでした。工事の開始式に参列したうちの2人の議員が、会話の中で「天生(あもう)トンネル」を間違えて「安房(あぼう)トンネル」と言いました。「安房トンネル」は、高山と松本を結ぶ国道沿いにある長大トンネルで、「天生トンネル」と比較的近い場所にあります。また、こちらのトンネルも知名度は高いです。2人の会話を近くでたまたま聞いた当時の岐阜県知事(同じく参列)が、「「天生」と「安房」は発音が似ているうえに両トンネルが互いに近くに位置するから、混乱する恐れがある」と考え、日本道路公団に名称変更を申し入れました。公団側も「天生」という名前の意義を主張しましたが、結局「飛騨トンネル」に名称変更をしました。

高速道路のジャンクション その1 垂水ジャンクション

 日本にある面白い(と自分が勝手に思った)高速道路のジャンクションを紹介していきます。第1弾は、兵庫県内にある垂水ジャンクションです。

垂水ジャンクション.jpg1
 垂水ジャンクションは、神戸市の垂水区にある、「神戸淡路鳴門自動車道」と「阪神高速5号湾岸線・第二神明道路北線」を繋ぐ、ジャンクションです。平成10年(1998年)に開業し、敷地面積は36万㎡と、日本最大のジャンクションです。

垂水ジャンクション
 空中写真です。日本の高速では珍しく、全体的な敷地の形が丸いです。

tarumi_edited-6.png
http://www.w-nexco.co.jp/local_event/kansai/attention/junction/tarumi.htmlの図を加筆)
 こちらは垂水ジャンクションの見取り図です。めちゃくちゃ複雑に見えますが、実際は十字型、X字型に交差する高速道路同士を結ぶジャンクションと、連絡線の数や組み合わせなどはほとんど同じです。それに料金所と一般道路への出入り口の線2本が加わっただけともいえます。しかし、このジャンクションを結ぶもとになっている2本の路線(名称を考えれば3本)はほとんど平行に重なっています。そのため、極端にヘアピンする連絡線とまっすぐ(実際は用地の関係で外側に湾曲)結んでいる連絡線で構成され、日本で珍しい外見になっています。2つの路線は同じ高速道路ですが、管理している会社は違います。更に、一般道路とを結ぶインターチェンジとしての役割も担っています。そのため料金所も設けられ、その分全体の輪郭が膨らんで丸くなっています。

富山大橋架け替え工事 その4 平成21年7月11日

 7月11日を境に、新富山大橋の建設工事はしばらく中断になります。どうやら雨季による増水を避けるために、この時期は中断するそうです。

新富山大橋 平成21年6月 - コピー
 富山大橋および周辺の地図です。番号は以下に載せる写真の撮影位置を示します。前回などと比べて、どこまで場所やアングルが一致しているのだろうか?←「エンドレスエイト」の各話ごとくらい変わっているのかな?

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 このあたりは用地取得もすっかり終わったようです。3か月前と比べて明らかに変わっている部分があります。

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 ここにあった建物も取り壊されて空き地になりました。5月中に取り壊されたらしいです(就活中だったので、詳しい日時までは知らん)。後に盛土か橋脚になるのでしょう。

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 ここは特に変わっていない気が。将来連絡地下道になる通路の中には鉄骨が詰められています。上を通る工事用の重機の重さを受けるためかな?

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 橋の部分も全体的に路面電車の基盤らしきものが延びています。大きな変化は見られないものの、3か月前と比べて何やら赤っぽい部材が積まれています。

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 最近雨が多いため、水かさが増しております。

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 呉羽山よりには、これから橋げたの間に渡す予定らしき橋の基盤が置かれています。工事中断期間を終えたら、すぐに使うのでしょうか?

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 東側から見た様子です。3か月前と比べて、橋げた1つ分、橋部分を渡している区域が延びました。

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 東側にも南北につながる連絡地下道があります。こちらもまあ、現在の富山大橋の道路にふさがれて真っ暗です。

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 東側の歩道橋から撮影した景色です。左側(路面電車の線路のある側)が現在の道路、右側が建設中の橋に通じる道路の路盤です。

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 川の土手川から東側を撮影しました。こちらも劇的には変わっていません。工事中断期間のためか?工事車両などがありません。

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 後に橋になる部分の基礎部が既にできています。

富山大橋架け替え工事 その3 平成21年4月8日

 前回の紹介から4ヶ月ほどたちました。橋げたに路面電車の基礎らしきものが組まれたり、立山側の道路が微妙に切り替わってきました。撮影した写真はすべて、平成21年4月8日のものです。ちょうどこの日は富山大学の入学式が開かれました。最近暑いです。

新富山大橋 - コピー
 新富山大橋の位置図です。赤色が建設中の新富山大橋、およびその両端の道路、水色が新たに造られた連絡路、および仮道、灰色が工事で閉鎖されている部分の道路を示します。図中の番号は、以下の写真の撮影地点を示します。

①
 大学側の道は、去年から手付かずの状態になっています。今後まとめて整備するのでしょう。

②
 桜も満開になりそうです。新しい橋の下を通る迂回路は未だ貫通しておらず、資材置き場になっている?もしくは橋脚を支えるために鉄骨を積んでいる状態です。

③
 何やら橋げたの上に橋の基礎部が伸びてきています。

④
 橋の基礎部は、大学側の土手から川の真ん中辺りまで伸びています。

⑤
 ちょうど橋げたの真ん中に作られています。その位置と幅から、路面電車(複線)の基礎部を選考して作っているのでは?と考えられます。

⑥
 近くで見ると、こんなかんじ。

⑦
 立山側の土手から撮影しました。橋の工事が進むにつれ、景色が変わっていきますねえ

⑧
 立山側の橋への坂道は、基礎部が既に出来上がりました。

⑨
 下り線側の道は、新たに創られた新富山大橋への坂道側に移設され、その上を車が普通に通行するように切り替えられました。

⑩
⑩ 松川に架かる小橋もすっかり出来上がり、その上を車が走っています。

⑪
⑪ さらに立山側の方からみても、下り線の進路が大きく変わっているのがわかります。

ビルを貫く高速道路

 漫画やアニメなどの空想でしか見られないものと思われがちな、ビルを貫く道路ですが、実際に大阪で見られます。場所は大阪駅のすぐ近くです。

びる
 赤矢印で示してある場所です。地図でもちゃんと示されています。右上のプラットホームは、大阪駅のです。

P2095082.jpg
 ほら、このとおり。ICのランプが曲がりながらビルを貫き、本線と合流しています。

P2095083.jpg
 よく見ますと、道路とビルは接触していません。騒音や振動がビルに伝わらないようにしたのです。

 こちらのビルを所有する会社ですが、高速道路が作られるかなり前からこの地にありました。ビルを建て替える際、ここに高速道路のICを作る計画も浮上しました。慣れ親しんだ地を変えたくない会社と高速道路を作ろうとする公団側で意見が分かれましたが、ちょうどこのとき法律が改正され、建物と道路が立体交差をしても違反にならない状況になりました。そして両者とも賛成する形でこのようなビルを貫く高速道路ができたのです。

 最後に記事の内容とあまり関係ないけど、記事の総数が500に差し掛かりました。いつのまにやらここまできちゃいました。これからもよろしくお願いします。

富山大橋架け替え工事 その2 平成20年12月29日

 前回の新富山大橋の紹介(ただいまの新富山大橋 その1 平成20年7月2日写真は平成20年7月2日撮影)から約半年が経過しました。半年たった新富山大橋およびその周辺を紹介します。この半年は両岸の橋に通じる道路の基礎部を重視して建設していました。そのため両岸の基礎部はかなり造られてきています。これらの写真は全て平成20年12月29日撮影のものです。

新富山大橋
 赤い帯が新富山大橋の建設範囲②と③の間にある青線が新たに造られた迂回路を示します。番号は以下の写真の番号でその位置を地図上に示してあります。


PC294937.jpg
 ① ある程度は用地が確保されています。まだ一部では移動されていない?建物も見られます。

PC294939.jpg
  現在旧8号線より土手沿いの道へ挙がるには、この迂回路を使います。

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  確か2ヶ月ほど前?から使用され始めました。写真奥の橋の下を潜り抜けるトンネルはまだ使用されていません。トンネル内に鉄骨の支えらしきものがキャンプファイヤーの土台みたいに詰まれています。

PC294941.jpg
 ④ 迂回路を土手から見た状態です。

PC294942.jpg
  今まで使われていた連絡道路(写真中央)は、工事により閉鎖されました。このため、前述の迂回路が造られました。

PC294944.jpg
  かつての土手との連絡道路も新しい橋の道路面に成り代わっています。表面もかなり整備されてきました。

PC294947.jpg
 ⑦ 東側も橋の土台が整備されてきました。写真の右側が現在使用している旧8号線です。

PC294948.jpg
  河川内の橋げたは半年前と変わっていません。今は橋に通じる道路の基礎部を重視して造っているようです。橋の建設状況を僕みたいに撮影している人は時々います。

PC294949.jpg
  ⑧と同じ位置からの撮影です。橋に通じる道路の基礎も様になってきました。こちらの土手の道路も西側と同様、立体交差化されるようです。


PC294954.jpg
  松川を渡る小橋も作られてきました。半年前は両岸の基礎しかなかったのですが、現在ではこの通りです。

PC294952.jpg
  新富山大橋とは別に専用歩道橋も作られています。

PC294953.jpg
  東側のほうは西側と比べてまだ道路面が整備されていないようです。とはいってもこの砂山以外は平に整地されていました。
 

富山大橋架け替え工事 その1 平成20年7月2日

 今更ながらですが、気が向いたり大きな変化が感じられたりしたら、ごくたま~にこういうのを報告しようと思います。今回の写真は全て7月2日撮影のものです。7月は梅雨の時期で河の水かさが増すため、工事が中断されています。だから重機も無く、橋げただけが放置された形です。現在では、7つの橋げた全てがある程度完成した形です。開通するまであと3年かかりますがね。

富山大橋
 こちらが富山大橋の位置図です。番号は、以下の写真の撮影地点を示します。

P7020204.jpg
 ① 西側の土手からの撮影です。7つの橋げたが全てさまになっています。

P7020202.jpg
 ② 富山大橋の北側にぴったり並行しています。

P7020195.jpg
 ③ 東側の土手からの撮影です。工事の時期は河川敷に重機や事務所などがありましたが、今はありません。

P7020192.jpg
 ④ 工事で騒がしかった橋げたもいまはガラン。橋げたを壁代わりに、サッカーやテニスをしている子供を時々見かけます。

P7020193.jpg
 ⑤ 東側の土手の土台部分です。橋の下に設置する設備用の穴(電線とか、配水管とか?)も確認できます。

P7020196.jpg
 ⑥ 東側の景色です。橋へ通じる新しい道路の土台(特に外枠)も出来てきています。

P7020197.jpg
 ⑦ 土台の下の通路です。奥に見える壁は、今の道路の土台です。

P7020198.jpg
 ⑧ 松川です。こちらも新しい橋を賭ける準備が進んでいます。かつてあった木や、公衆便所がもうありません。

P7020203.jpg
 ⑨ 西側です。こちらも橋へ通じる道の土台がかなり出来ています。道路下の通路も出来ていますが、こちらはまだ現在の道路の土台の壁でふさがれています。

P7020205.jpg
 ⑩ 西側の、橋へ通じる道路の土台です。一部、コンクリートが敷き詰められています。



ついに開通しました

 北陸地方や名古屋圏の人はご存知かと思いますが、折角なので挙げておきます。


東海北陸道 全線開通…正式決定から36年
7月5日11時7分配信 毎日新聞

 愛知県と富山県を結ぶ東海北陸自動車道(185キロ)が5日、計画の正式決定から36年を経て全線開通した。午前10時から岐阜県高山市の飛騨清見インターチェンジ(IC)で開かれた式典では、多くの関係者が太平洋と日本海を結ぶ新たな大動脈の誕生を祝った。

 東海北陸道は名神高速道路の一宮ジャンクション(JCT、愛知県一宮市)と北陸自動車道の小矢部砺波JCT(富山県小矢部市・砺波市)を結ぶ自動車専用道路。未供用だった飛騨清見IC-白川郷IC(岐阜県白川村)間の24.9キロが開通、飛騨トンネル(全長10.7キロ)工事の難航で、予定より3カ月以上遅れての全通となった。総事業費は1兆2200億円。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000005-maip-soci

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http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080705/13092.htmlより
 飛騨清美ICから白川郷ICへ向けて通り始めをする車がたくさんいます。

 これで小矢部砺波~一宮まで3時間以内でいけます。中には2時間以内でいけるという人も…まさかいませんよねえ?そんな人。

東海北陸自動車道 その4 飛騨トンネル

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 (http://www.c-nexco.co.jp/corp/construction/project/hida_tunnel.htmlより)

今回開通する「飛騨清美」~「白川郷」の間には日本で2番目に長い道路トンネルである、飛騨トンネルがあります。長大トンネルでは珍しく、都道府県境を越えません。全長は10712m、最大土被り(トンネルの上に乗っかっている岩盤の厚さ)は1000mを越え、白川花崗岩、濃飛流紋岩、飛騨片麻岩、不良地山帯などの様々な地質(少し上には手取層群も?)、それらを横切るいくつもの断層破砕帯により、青函トンネルを越えたといわれた難工事となりました。最大出水量が1分間に70tを越えたこともあるそうです(大体、黒部ダムの放水量の11分の1)。後200mで貫通するというときに、トンネルの掘削機(TBM)が破壊され、完全停止しました。 平成8年(1996年)から掘削が始まり、愛地球博が始まる前、即ち平成17年(2005年)までに完成予定でしたが、これらの難工事によりここまで遅れました。

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 このように、いろ~んな地層で複雑になっています。(http://www.c-nexco.co.jp/corp/construction/project/hida_tunnel.htmlより)

 以前の記事で紹介した断面図の通り、氏らか雅号に向けて一方的な下り坂が続きます。飛騨トンネル本体も全区間が2%(tanθ=2/100)の勾配となり、両出口の高低差は214mにもなります。
 余談ですが、このトンネルは「ひぐらしのなく頃に」の舞台である「雛見沢」のモデルとなった白川郷に通じること、トンネル内の勾配が2%であることから、事情を知っている一部の人間からは「梨花ちゃまトンネル」とか、「にぱートンネル」とかと呼ばれそうです。

 このトンネルの工事を受け持った飛鳥建設が、工事記録の動画を配信しています。サイトはこちらです。
 http://www.ci-tv.net/ch4/tobishima.html
 ただ、専門用語が多くて専門家かマニアでないと難しいです。この動画はニコニコ動画にもうpされているので、そちらを見たほうが分かりやすいでしょう。説明のコメントが結構入っていますよ。



まあ、こちらからも少し説明しときましょう

花崗岩→ 一般に硬くて崩れにくいから、掘るのが楽。ただし土被りが大きいと、山はね(岩が大砲の弾のように飛び出す現象)が起こる

様々な地層が存在する山→ それぞれの岩石に対応しなければいけないので色々と面倒

土かぶりが大きい→ 土圧(海でいう水圧)が高いため、トンネルが変形したり埋まったり、機械が壊れたりしやすい。山はねの原因にもなる

断層破砕帯→ 断層で岩石が粉々になり、しかも地下水がしみこんでいる。崩れやすい上に、出水が激しいため、非常にやり辛い存在>

東海北陸自動車道 その3 他の高速道路と比較して見ました

 せっかくなので、他の山岳地帯を走る高速道路の縦断面図も作ってみました。
高速道路
 こちらがその4つの高速道路の位置図です。どいつもこいつも山越えをします。

東海北陸自動車道
東海北陸自動車道
 前々回の記事で紹介したものです。濃尾平野と砺波平野の間はほとんどが山岳地で、見事に登り続けて下り続けています。

中央自動車道
中央自動車江道
 東海北陸自動車道が山奥まで延長されるまでは、高速道路の日本最高地点の座を持っていました。場所は富士見峠で、標高1015mです。富士川と天竜川の分水嶺の所ですね。調べてみたら、かなりの高地を走っている道路です。
 余談ですが、中央高速道路は(「八王子」~「相模湖」の間)、「名探偵コナン」で「赤井秀一」が初登場した時に起きた、バスジャック事件の舞台でもあります。

上信越自動車道
上信越自動車道
 こちらは碓氷峠を越えることもあり、かなり急峻です。東海北陸道より急でしょう。最高地点は935mで、日本の高速道路で3番目の高さです。この道路は、北陸新幹線にほぼ沿って走ります。ということは、北陸新幹線もこれだけ登って降りるんです(長野~上越の間はルートが違います)。


山形自動車道

山形自動車道
 印象に残った場所のひとつなのであげました。笹谷峠~「山形蔵王IC」の間の距離は約8kmで、高低差は370m、平均勾配は4.62%です。5%の勾配が6km連続して続きます(すなわち、300m下る)。学校の某巡検の帰りに通りましたが、某先生は、この道路を平均速度117.2kmで爆走されました(村田JCT~山形北IC)。

東海北陸自動車道 その2 鷲見橋について

 東海北陸自動車道には、日本の高速道路における最高地点が存在することを前の記事で挙げましたが、日本で一番橋脚の長い橋もあります。「高鷲」~「荘川」の間に架かる「鷲見橋」で、橋脚の最大の長さは118m、橋の上から一番深い谷底までの落差が126mもあります。126mとは、富山大学と呉羽山山頂との落差に匹敵します。ちなみに、2番目の長さの橋脚を持つ橋は、瀬戸大橋の1つの与島高架橋で79mです。

鷲見橋
 (Wikipediaより)

東海北陸自動車道 その1 高速道路の日本最高地点について

 来月の7月5日、遂に東海北陸自動車道の「飛騨清美」~「白川郷」24.9kmの区間が開通し、東海北陸自動車道全線が開業することになります。自分が生まれた次の日の昭和61年(1986年)3月5日に「岐阜各務原」 ~「美濃」間が開通してから22年後のことです。そこで、これから東海北陸自動車道についてチョクチョク語っていきます。

東海北陸自動車道の概要
 
 北陸地方に住んでいる人はご存知の通り、東海北陸自動車道は岐阜と小矢部の間を山間部を南北に貫いていく、完全なる山岳高速道路です。自分も小学生の頃は道路地図を見て、良くこんな山の中に造ろうとするもんだと感心していました(東海地方の人は、トンネルの数が非常に少ない東名高速道路に慣れているので、一番長いのは「日本坂トンネル」で、2510mです)。そして長さ10.7kmをほこる飛騨トンネルをはじめとして、トンネルの数も膨大です。それだけではなく、東海北陸自動車道は日本の高速道路最高地点の座を得ました。場所は「荘川」~「飛騨清美」の間の松ノ木峠です。ちょうど高山から白川郷へ行く途中の峠です。ここの最高地点の標高は1085mで、今まで日本一であった中央自動車道の富士見峠(「小渕沢」~「諏訪南」)の1015mを抜き去りました。1085mといえば、立山の美女平よりも100m、東京タワー3基を積み重ねたのよりも86m高いです。松ノ木峠は、冬季で-20℃を下回ることがあるそうです。

東海北陸自動車道
 こちらが東海北陸自動車道全線の断面図です。右が岐阜、左が富山で、横軸は距離(km)、縦軸は標高(m)であらわしています。グラフ上の点はIC、もしくはJCTです。ほとんどのコースで上り坂か下り坂になっています。「ぎふ大和」~松ノ木峠間約45kmの高低差は約830mで、平均勾配は1.84%(tanθ=18.4/100)、松ノ木峠~「福光」間約63kmの高低差は約970mで、平均勾配は1.54%(tanθ=15.4/100)です。平均でこの値、すごいとしか言いようがありません。最高地点から自転車で下ったらきっと面白いでしょう(飽きなければね)。
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