ケーブルカーの線路の勾配は上側ほどきつくなる

 ケーブルカーに乗る際、特に先頭か最後尾の景色を眺める人は気づくでしょう。たいていのケーブルカーの線路のこう配は、上ほど相対的に急で麓ほど相対的に緩やかです。つまり、麓から上に行く時はどんどん傾斜がきつくなります(逆もまたしかり)。何故こんなことになっているのでしょう?それには力学的要因があったのです。

ケーブルカー0
 冒頭でも紹介したとおり、ケーブルカーの線路のこう配は大体こんな感じです。

ケーブルカー1
 この勾配を変化させる原因は、上の駅に設置してある巻き上げ機にあります。ケーブルカーは、車両をケーブルでつなぎ、最上部(上の駅)の巻き上げ機で井戸のつるべみたいに上げ下げする乗り物です。つまり、巻き上げ機には大きな力がかかります。

 その力は、主に2つあります。1つはケーブルカーの車両が坂を下る力(mg sinθ)、もう1つはケーブル自身の重さ(質量)による力です。この2つの力が巻き上げ機に直接かかる力、言い換えれば巻き上げ機付近のケーブルを引っ張る力となるのです。


ケーブルカー3
 まず、ケーブルカーの車両が斜面を下る力(mg sinθ)について考えます。
 地球には重力が働き、その影響で斜面上の物体は下へ下がろうとします。高校物理でいうmg sinθ(θ=傾斜角)です。この力は、斜面が緩やかなほど小さく、急なほど大きくなります。

ケーブルカー2
 次に、ケーブル自身の重さ(質量)が巻き上げ機にかかる力(もしくは巻き上げ機付近のケーブルが引っ張られる力(張力))について考えます。
 車両が麓にいるときは、ケーブルが麓まで長~く延びて垂れ下がります。垂れ下がる距離が長い分、垂れ下がっている分のケーブル自身の重さが、一番上の巻き上げ機(巻き上げ機付近のケーブル)に大きくかかります。車両が上の方にいるときは、ケーブルはほとんど垂れ下がりません。垂れ下がる距離が短い文、垂れ下がっている分のケーブルの自身の重さが、一番上の巻き上げ機(巻き上げ機付近のケーブル)にあまりかかりません。つまり、車両が上へ行くほどこの力が小さくなるのです(逆もある)。


 この2つの力をまとめると

車両が坂を下る力
傾斜が緩やかだと小さい ⇔ 傾斜が急だと大きい

ケーブル自身の重さ(質量)による力
車両が麓にいると大きい ⇔ 車両が上にいると小さい



 耐久性などの色々なことを考えると、巻き上げ機やケーブルにかかる力の変化は、なるべく小さくしたいものです。そこで、麓の傾斜を緩やかに、上の傾斜を急にすることで、2つの力がお互い逆向きに変化するようにし、2つの力の合計値(合力)の変化が少なくなるようにしたのです。

 また、この力の変化を少なくすることで、たとえば2つの車両を同時に上り下りさせる路線(真ん中ですれ違う)の場合、引っ張り合う力のバランスが良くなり、効率も上がります。
スポンサーサイト

高速道路のジャンクション その1 垂水ジャンクション

 日本にある面白い(と自分が勝手に思った)高速道路のジャンクションを紹介していきます。第1弾は、兵庫県内にある垂水ジャンクションです。

垂水ジャンクション.jpg1
 垂水ジャンクションは、神戸市の垂水区にある、「神戸淡路鳴門自動車道」と「阪神高速5号湾岸線・第二神明道路北線」を繋ぐ、ジャンクションです。平成10年(1998年)に開業し、敷地面積は36万㎡と、日本最大のジャンクションです。

垂水ジャンクション
 空中写真です。日本の高速では珍しく、全体的な敷地の形が丸いです。

tarumi_edited-6.png
http://www.w-nexco.co.jp/local_event/kansai/attention/junction/tarumi.htmlの図を加筆)
 こちらは垂水ジャンクションの見取り図です。めちゃくちゃ複雑に見えますが、実際は十字型、X字型に交差する高速道路同士を結ぶジャンクションと、連絡線の数や組み合わせなどはほとんど同じです。それに料金所と一般道路への出入り口の線2本が加わっただけともいえます。しかし、このジャンクションを結ぶもとになっている2本の路線(名称を考えれば3本)はほとんど平行に重なっています。そのため、極端にヘアピンする連絡線とまっすぐ(実際は用地の関係で外側に湾曲)結んでいる連絡線で構成され、日本で珍しい外見になっています。2つの路線は同じ高速道路ですが、管理している会社は違います。更に、一般道路とを結ぶインターチェンジとしての役割も担っています。そのため料金所も設けられ、その分全体の輪郭が膨らんで丸くなっています。

新幹線の替え歌きたー!「8色の新幹線」

 以前、東北新幹線をはじめとするJR東日本管轄の新幹線の替え歌(主に組曲)を作成した人が、新作を作ったので紹介します。今回は、「七色のニコニコ動画」の替え歌で、すべての新幹線+リニアについて歌っています。相変わらず歌詞がうまく、なんだか裏事情的なものまで歌詞に含まれています。特に、0系「ひかり」がさよなら運転で500系を追い越す動画がいいです。


 こちらがその動画です。作者のマイリストはこちらです(http://www.nicovideo.jp/mylist/7748988)。

 歌詞は、地元民、もしくは鉄道について多少に知識がある人用にもなっています。てなわけで、できうる限り以下で説明していきます。暇だったら読んでね。

0:10  2010年度
 この年度に、東北新幹線の「八戸」~「新青森」と九州新幹線の「博多」~「新八代」が開通し、青森~鹿児島が新幹線で結ばれる。

0:44~1:04  平成18年豪雪
 平成18年(2006年)1月5日は、豪雪により秋田新幹線が終日運休になった。

1:15~1:25  大曲駅
 秋田新幹線の「大曲駅」は、「函館」や「青森」のように列車が折り返し(スイッチバック)をする構造になっているため、車両が駅を境に逆向きに走るようになる。

1:56~2:06  長野県と新幹線
 長野県は最近2つの主張をしている。① リニア中央新幹線の諏訪迂回ルートを要望、② 北陸新幹線(現在の長野新幹線)に、長野の名前を残すこと。

2:07~2:17  山形新幹線のE3系1000番台と2000番台車両
 平成11年(1999年)に山形新幹線が「新庄」まで延伸された際に増備用に投入されたのが、E3系1000番台、平成19年(2007年)に投入されたのが次世代の新型車両の3系2000番台である。前者は造られた数が少ない。後者は旧型車両の置き換えようとしても造られ、ライトの輪郭がツリ目である。

3:42~3:55  「やまびこ」と「はやて」(某アニメとは関係ありません)
 現在では「はやて」が速達列車、「やまびこ」が多くの駅に停車する列車となっている。そのため、途中駅で「やまびこ」が「はやて」に追い越されることがある。

3:56~4:16  「安中榛名駅」
 北陸新幹線(長野新幹線)の「高崎」~「軽井沢」の間にある駅。日中は2時間に1本しか列車が止まらなく、1日の平均乗車数は200人台と、東北新幹線の「岩手沼宮内駅」なみに少ない。現在は、付近で住宅開発が進んでいる。元首相の、小渕敬三や中曽根康弘の政治駅ではないか?とも噂されている。

4:17~4:37  東北新幹線の新型車両
 時速360km/hの営業運転を目指して、Fastech360が開発され、空力ブレーキである“ネコ耳”が話題になった。しかし、360km/h運転にはまだまだ問題があり、新型車両の最高速度は320km/hに決定。空力ブレーキ(ネコ耳)が効果を発揮するのは340km/h以上のため、今回の新型車両には採用されない。

4:38~5:00  山形新幹線の400系車両
 平成4年(1992年)の山形新幹線開通時からずっと活躍してきたが、車両の耐用年数が迫り、代わりに新型車両(E3系2000番台)が今後導入されるため、近年廃車になる予定。早めに乗っておきましょう。

5:01~5:10  中山トンネル
 上越新幹線の「高崎」~「上毛高原」の間にある、全長14.6kmのトンネル。建設中に超異常出水が発生し、ルートの変更を強いられた。これにより急カーブができ、その区間を走る列車の速度が160km/hに制限されている。

5:11~5:21  上越新幹線と北陸(長野)新幹線の分岐・合流
 「高崎駅」付近で両路線が分岐・合流する。北陸(長野)新幹線に進む線路が分岐てんのポイントで曲がる方なため、北陸(長野)新幹線を走る列車は通過速度が落とされる。下りの線路は特別なポイントを使っているため、通過速度は160km/h、上りの線路は普通のポイントを使っているため、通過速度は70km/hである。

5:27~5:34  「東京駅」
 JR東海管轄の東海道新幹線とJR東日本管轄の東北新幹線などが隣り合う駅。関東圏の在来線は、東海道新幹線以外はすべてJR東日本の管轄である。色々な理由から、互いの路線がつながる可能性は極めて低い。

5:35~5:53  葛西
 本名は葛西敬之、現在はJR東海の代表取締役会長に就任。東海道新幹線に対して絶大な権力をもつものといわれる。財界では親米派の論客でもある。JR東海、特に東海道新幹線は、経営がいい分効率を優先するが故にロマンが足りない気がする。

5:54~6:04  300系と500系
 かつては「のぞみ」を、そして日本を代表する最速最強の活躍をしていた車両。近年は両者とも、新型車両のに追われて「ひかり」、「こだま」への転勤、廃車となっている。実に残念。

6:05~6:16  「品川」・「新横浜」始発
 始発駅と言えば「東京駅」だが、近年は早朝列車で「品川」、もしくは「新横浜」始発の列車が設定されている。

6:17~6:26  リニア中央新幹線
 もはや何も言うまい、色んな意味で。

6:27~6:39  静岡への待遇
 静岡県人は被害者意識を増大させるとこう言う。うちの県は人口が多くて駅がたくさんあるのに「のぞみ」が停まらない!東海道本線に快速列車が走らない!「のぞみ」が停まらなくても深刻には困らないが、東海道本線に関西の新快速みたいなのは走らせてほしいと思います。

7:11~7:21  「名古屋」飛ばし
 「のぞみ」が営業し始めたころ、「東京」~「新大阪」2時間30分を実現させるために、「新横浜」に停まる朝一番の列車が「名古屋」、「京都」を通過したことがある(←この2駅に停めたら2時間30分を超えてしまうため)。京都市は特に騒がなかったが、名古屋市はこれに怒った。

7:31~7:41  「新大阪駅」の線路増設
 発着番線を1線(プラットホーム1面)、留置線を2線増設する工事が、現在行われている。平成25年度(2013年度)完成予定。

7:52~8:12  「岡山駅」
 昭和47年(1972年)に山陽新幹線が「岡山」まで延び、昭和50年(1975年)に博多まで延びた。つまり3年間のターミナル駅であった。また、四国方面に新幹線が計画されている(た)。現在は現実的に、瀬戸大橋をミニ新幹線化する要望がある。

8:13~8:21  ひかりレールスター 平成12年に山陽新幹線に登場。当時は、停車駅の数と最高速度から、「ひかり」と「のぞみ」の中間的位置づけであった。指定席は椅子が横4列と広く、さまざまな点で快適性を重視した列車である。

8:22~8:31  「福山駅」
 「福山駅」は、新幹線と在来線が二重高架橋になっている。当時は、新関門トンネル、安芸トンネルなどと並んで、「山陽新幹線の三大難工事」の一つと評された。両路線の間に乗換え口を設けるのが難しいために、乗換え口が1階になったようである。

8:32~8:45  地方の宿命
 大都会では新しい列車がどんどん投入され、そのしわ寄せ効果で古い(国鉄時代の)列車が地方へ送られるのは、よくあること。北陸地方もそうですね。作中では、「岡山」~「広島」付近のことについて述べているようです。不公平ととるか、物を大切にするいい例だととるかは、その人次第。

8:46~9:35  0系
 昭和39年(1964年)10月1日~平成20年(2008年)12月14日の、実に44年にわたり新幹線列車として活躍してきた、日本を象徴する車両。今だに新幹線と言えば0系を思い浮かべる人が圧倒的に多く、付き合いの短い若い世代にも人気は絶大である。様々な原因で長年使用され続けてきたが、ついに昨年勇退した。

10:09~10:16  JR西日本
 九州内を走る在来線はJR九州の管轄だが、山陽新幹線はJR西日本の管轄である。九州新幹線(「博多」~「鹿児島中央」)は、JR九州の管轄となる。

10:17~10:29  「リレーつばめ」と「つばめ」
 現在、九州新幹線は南半分のみが開通している。そのため、「博多」~「新八代」は在来線特急の「リレーつばめ」、「新八代」~「鹿児島中央」は新幹線の「つばめ」が走る。要するに、「新八代」で乗り換えをする必要があるが、同じホームで乗り換えであり、列車名がほぼ同じなので暗黙の直通のようにも見えなくもない?



 最後に、作者はこの動画に、以前僕が造った上越新幹線の中山トンネルに関する記事の図が、5:01~5:10のところに載せてくれました。ここであらためて、この作品に使ってくれたことへのお礼を述べさせてもらいます。またこのブログに遊びに来てくださいね。

富山市内線環状化工事 その2 平成21年8月9、10日

ふと見てみたら、施工区間に路盤が建設されていたので、急きょ報告します。以下の写真は、8月9、10日に撮影したものです。

路面電車の環状化 - コピー - コピー - コピー
 環状化計画でつくられる路線のルートです。○は停留所、番号は以下の写真の撮影地点を示します。

s-P8105529.jpg
 全日空ホテル18階からの様子です。道路の真ん中の白い部分が、路面電車の路盤です。

s-P8095510.jpg
 環状区間が従来の路線から分岐する場所です。このあたりはまだ路盤はありませんが、その準備は進められているようです。

s-P8095513.jpg
 掘り起こしを進めています、近いうちにこの辺にも路盤は設置されるでしょう。

s-P8095515.jpg
 路盤です。写真①に移っている路盤のいちばん上側(写真の真ん中付近)から撮影しました。まだ線路までは設置されていません。

s-P8095517.jpg
 写真①の曲線の場所です。車の通る部分は、線路を設置する溝が木で埋められています。

s-P8105528.jpg
 写真①の一番左下の位置から撮影した路盤です。路盤のブロックが搬送され、プラレールのようにつながれていっています。

s-P8095521.jpg
 全日空ホテルの交差点より西町側は、まだ路盤を設置する準備段階です。

s-P8095522.jpg
 大和のあたりは、掘り起こしの工事がまだ始まっていません。いずれ富山城付近の設置が終わったら行われるでしょう。

s-P8095524.jpg
 西町交差点です。ここで環状線の線路が再び従来の路線と接続します。

今日から三重へ

 今日から研究の野外調査ということで、三重に行ってきます。はっきり言おう、かったる!!

 実に1年ぶりの野外調査で、就活のつけが回ってきたとも言えなくもない気がするようなしないような。まあ、梅雨の時期を避けたから仕方ないか。しかしまあ、就活旅行という形式の旅に慣れて、この暑い中、どこまで持つ事やら。今日は移動日なので、実働は明日からです。去年は現地滞在14日のうち12日は日中3時間以上が雨で、さらに僕が現地に来る前と去った後は雲ひとつないピーカンという、悲惨な天候巡りでしたので、今年こそは気温が上がりすぎずに晴れてほしいものです。

 こういう調査では事前の勉強や文献調査が大切ですが、ここ、僕が見た範囲ではあまり文献が無いどす。探せばあるかもしれないけど、それに時間をかけるよりは多少勇み足でも現地に入っちゃった方がいいのかもしれない、個人的に。

 まあ、そんなこんなで8月中は山籠り生活ですので、ブログの更新は途絶えます。数日に1記事うPされますが、それは予約投稿によるものですのでご了承ください。では、いってきます。

発掘の打ち上げ

 6日間続いた発掘もついに終盤になり、最終日は打ち上げを夜を徹して行います。途中蜂に刺されながらも順調に続いて、他の方とも仲良くなった5日目、大阪からヒバリが訪れたではありませんか。実は、かなりのダメ元(社会人なので、中々難しい)で打ち上げへの招待をシャトヤーンと並行してしたのですが、わざわざ来てくれました。5日目の夜に富山について僕の家に泊まり、6日目の朝に僕と共に、発掘現場へ行きました。バイトでもないのに、先日僕が「彼を日中から来させていいですか?」という質問に、主任者は「うん、いいよ」の二つ返事で了承。弁当の手配もするという、テラフリーダムな状況でした。日中の作業は、あれよあれよの間に彼もお手伝い(ボランティア)。最終日はなんとか晴れて、無事作業を終えました。

 打ち上げは予定よりも1時間半早く試し飲みという名目で始められ、みなさまフリーダムに騒ぎ出しました。発掘に参加できなかった先輩も、打ち上げに来ました。結構久しぶりなメンツが多く、大いに盛り上がりました。九州大の先輩と後輩とでは、新幹線関連の話題で熱く語れました。みんな結構羽目を外しまくって、飲みすぎて「自由とは~」とシャトヤーンみたいな感じに哲学っぽく語ったり、花火を掲げて走り回ったり、大学内ではできないこともちらほら。そうこうしている間に皆さん疲れきって自由解散となり、爆睡しました。

 次の日の朝は、調査法実習により3年生の学生15人が2人のおじ様とともに宿にやってきおりました(日曜で雨なのに無理せんでいいのに…)。僕らは部屋の明け渡しをできるどころか、起きたてや、眠気のとれない人がまだいたので、元気な人たちでお出迎え。その後、上司の車に乗せられて平地に戻りました。あっという間の6日だったけど、とても愉快な方たちと楽しく作業ができました。ていうか、研究の野外調査もこのくらいのんびりフリーダムにやりたいものです。帰り際に「来年も来てね」と、社会人の1年生になろうとする身でとても難しい課題ではあるものの、それにこたえたいという、誘いを受けました。時間さえあれば、打ち上げだけでも行きたいです。

 平地に下りた後はヒバリと共に満天の湯でゆっくりしていきました。その後解散です。9月に来る予定の彼でしたが、実に電撃訪問でした。居残り組みの人間にとって、こういう訪問は楽しいものです。その後は夕方に先輩方と食事をとり、明日からの現実を無視しつつ眠りにつきましたとさ。1ほどゆっくりして、そのままお盆の里帰りをすればどんなにいいことかという、次なる欲求が湧き出してきます。注意しましょう。

地震の報告

 本日の5:07に静岡県を中心に、最大震度6弱の地震が起きました。朝早くですので僕は爆睡していて、実家からのメールでは「地震大丈夫?」という内容だったのでてっきり富山で地震が起きたと思い、「ずいぶん爆睡してたんだな」としか思いませんでした。その後、友達からのメールで静岡で地震が起きたことを知ってテレビをつけたら、なんと震度6弱でした。驚きました。実家に電話をしましたが、実家は震度5強で僕が思っていたほど被害はなかったそうで、とりあえず一安心。

 しかし、駿府城の石垣が所ヶ崩壊したり、東名高速道路の路肩が崩れたり、さまざまなものが落ちたり、水道管やガス管などにも被害が出たのは事実です。ただ、まだはっきりしていないものの死者がでなかっただけでも、まだよかったとも言えます。

 肝心の東海地震との関連性ですが、今回も関係ありませんでした。震源も深く、地震の規模も東海地震と比べてめちゃくちゃ小さいからです。前兆現象としての地震でもないそうです。今回のマグニチュードは6.5なので、単純計算をすれば今回の地震の規模は、想定される東海地震の1/100~1/1000、兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)の1/16、新潟県中越地震の1/3ほどと、かなり小さいです。

 とはいっても、歴史上の経験から東海地震が起きる周期は100~150年に1回らしく、前回の東海地震が起きてから155年がたっています。ようするにいつ起きてもおかしくないといわれるのは、前述の歴史による面が大きいのです。30年前からそう言われて未だ起きず、それよりも先にほかの地域で大規模な地震が起きています。

 最後に、報道の範囲で見て、静岡は地震の起きやすい場所という印象を受けるかもしれません。しかし、実際は“日本の中でも特に地震が起きやすい”というよりも“日本の中でも注目されている場所”であるのです。多少の起こりやすさの差は地域ごとにありますが、ぶっちゃけ日本中どこでも地震が起きる危険があることを認識すればいいのです。

新幹線の列車名 その1 東海道新幹線(「こだま」、「ひかり」、「のぞみ」)

 東海道新幹線が開通する少し前のこと、新幹線の列車名の公募が行われました。夢の超特急が走るという希望や、抽選で賞金がもらえることから、18日で55万通もの応募が日本国内や、韓国、インドなどからも届きました。送られた候補名は、780種にも及びました。以下にそ投票順位を1~10位まで、および「のぞみ」登場時に挙げられたほかの列車名の候補を挙げます。()内は、同じ名前が列車(+その他)に使われた例を示します。

東海道新幹線開業時の列車名の候補
1位:ひかり・19845票 (かつては、朝鮮鉄道・南満州鉄道急行、九州急行・準急で活躍)
2位:はやぶさ (平成21年3月14日まで寝台特急として活躍)
3位:いなづま
 (鉄道ではないが、日本海軍の駆逐艦、海上自衛隊の護衛艦として活躍)
4位:はやて
 平成14年12月1日より、東北新幹線の列車として活躍
5位:富士 (平成21年3月14日まで寝台特急として活躍)
6位:流星
7位:あかつき (平成20年3月15日まで寝台特急として活躍。その後はときどき、復活運転をしている)
8位:さくら (平成17年までは寝台特急として活躍、その後、1度は復活運転をした。平成23年に開業する九州新幹線の列車名として再登場予定
9位:日本
10位:こだま・8215票 東海道新幹線開業前日(昭和39年9月30日)まで、東海道本線の特急列車として活躍


 このように、「ひかり」は1位で「こだま」は10位でした。1位の「ひかり」はわかりやすさと光の早さをアピールするのにふさわしい列車名として採用されました。「こだま」は当時活躍していた東海道本線の特急「こだま」から親しみがあること、光(「ひかり」)と音(「こだま」)の組み合わせ(←どちらも速い)がよいことから、速達列車は「ひかり」、各駅停車は「こだま」になりました。

 ほかにも、ユニークというかお遊び的な候補名として、「マッハ」(←なんか速そう)、「ケネディ」(東海道新幹線開業前年に暗殺されたアメリカの大統領から)、「十河」(東海道新幹線建設を推進した神的人物の苗字から)などの案も送られました。


 次に、平成4年に登場した「のぞみ」について触れます。「のぞみ」登場時も、「のぞみ」以外の候補が挙げられました。以下に載せます。

新型列車の列車名を決める際に挙げられた候補(「のぞみ」以外)
あすか (かつて近畿日本鉄道や国鉄で活躍。昭和62年以降はJR西日本のお座敷列車として活躍)
きぼう
きらら

すばる (かつては、国鉄の夜行列車として活躍)
たいよう
つばめ
 (
かつては、東京~九州の間の特急列車として活躍。近年は鹿児島線の特急列車として運用、平成16年3月13日の九州新幹線の開業にと伴い、九州新幹線の列車名にも使用
にっぽん
コスモ
ペガサス
 (鉄道ではないが、日本の高速バスにこういう名前の便がある)

エース (直接名ではないが、近鉄の特急型車両が「エースカー」と呼ばれている)

 こちらの方は、公募と若干異なり、好感度調査で候補を絞ってから有識者とJR東海が最終的に「のぞみ」と決めました。人の望みは光より速いという思いからも決定が推進されたそうです。

「のぞみ」の行く末

のぞみ、リニア開業後に廃止=葛西JR東海会長が内情講演
8月5日19時0分配信 時事通信

 JR東海の葛西敬之会長は5日、都内で開かれた内外情勢調査会の講演で、東京-名古屋間で「リニア中央新幹線」が営業開始した後は、「(東海道新幹線は)『ひかり』と『こだま』の列車体系に戻る」と述べ、「のぞみ」は廃止する見通しであることを明らかにした。
 同社は、2025年に東京-名古屋間でリニアの営業運転開始を目指しているほか、大阪までの延伸も計画している。
 「のぞみ」は現在、東海道・山陽両路線で運行。葛西会長は東海道で廃止した際には「豊橋、浜松、静岡、三島、小田原といった『のぞみ』が停車していない駅で、『ひかり』の停車本数が増える」と指摘。これらの駅から東京や大阪などへのアクセスの利便性が、大きく向上すると強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090805-00000122-jij-bus_all

 確かに考えてみればありえた事態でした。現在、「のぞみ」と「ひかり」を分ける要素は停車駅の数です(「のぞみ」登場時は最高速度)。「のぞみ」は、百万都市の駅のみに停車する、のが現在の特徴です。リニアが開通すれば、開通した区間と並行する東海道新幹線の区間において、東海道新幹線で百万都市間を移動していた人はほとんどがリニアに移ります。つまり、東海道新幹線にダイヤの余裕ができ、リニアの通らない静岡や岐阜、滋賀県などの中間都市の駅にも速達列車が停まるダイヤになります。そうなると、速達列車をわざわざ「のぞみ」と「ひかり」の2種に分ける必然性が薄まります。そこで、「のぞみ」が登場する以前の「ひかり」と「こだま」の2種の列車による活躍が再開されるのです。

例年の発掘

 今年も夏休みに実施される、化石発掘のバイトへ行ってきました。野外調査の直前でお金を貯めたいこと、最終学年ということで発掘に携わる方々とこの場で顔を合わせたいことから全日参加することにしました。去年と同様、発掘現場である作業をやっていますが、今年は案外涼しいです。その分体力の消耗がまだマシな気がする。このバイトには、ほかの大学の学生や、かつての先輩や後輩もきて、色々話しながら作業を進めていけました。最初のころは知らない人が多かったけど、もはや学生の中では古株になりつつありますので、色んな事がわかってきたかもしれなく、その意味では面白いです。

 バイトが終わった後はお盆の帰省をしたいところだが、晴天が続く8月のうちに、色々な意味で遅れないうちに現地調査をしたいので、その数日後に富山を離れる予定です。まあ、実家帰省は内定者懇談会のときにでも果たしましょう。

s-P8030002.jpg
 電鉄富山駅から出発。京阪で活躍していた車両が2台並んでいました。

s-P8050005.jpg
 今年のTシャツです。昔発売していた「恐竜サウルスシリーズ」の付録の模型みたいな感じです。

名言集 その33

1人の死は悲劇だが、百万人の死となると統計上の数字にしかすぎない
(不明)
 あからさまに言うべきことではないけど、大多数の人が思っていそうな例の一つです。
 
やべえな、ここで俺たちが勝ったら伝説になっちまうぜ
(工藤新一:名探偵コナン)
 これは、負けているときに行っています。どんなときでもポジティブは大切ですね。

あなたまだ生きてるでしょ!だったらしっかり生きて、それから死になさい!
(葛城ミサト:新世期エヴァンゲリオン)
 どちらかの立場にいる以上は、そこでやるべきことをはっきりさせなければいけないということです。中途半端に陥りやすいときは、自分も常に我に返らなければいけないですorz。

嫌われないように生きるのって大変だけど、嫌われないように生きてるってバレたら嫌われちゃうよ
(結城蛍:もやしもん)
 どちらに行っても完全にはうまくいきませんね。どうしても好き嫌いは生じてしまい、その中で何とかやりくりしていくしかないです。

500系は私にとってキムタクみたいな存在です
(TVチャンピオン新幹線王選手権に出場した、ある選手(鉄子))
 これ、実にうまい言い回しだと思いました。性能的にも世間の人気的にも大体あってる。

「七戸駅(仮)」の正式駅名が決まりました

新駅名は「七戸十和田」 東北新幹線の八戸―新青森間

 JR東日本は29日、2010年12月に開業予定の東北新幹線八戸―新青森間で建設中の新駅(青森県七戸町)の駅名を「七戸十和田」に決定したと発表した。

 JR東日本の福田泰司盛岡支社長は青森市で記者会見し、駅名について「地域の皆さまが親しんでいる七戸に加え、観光地として有名な十和田の玄関口となることから決めた」と説明した。

 また十和田湖は従来の八戸駅より新駅が近くなることもあり「新駅からのバスなどについても、地元と連携して検討していきたい」とした。

 七戸十和田駅は新青森駅とともに来年12月に開業予定だが、JR東日本は停車する列車の本数は未定としている。

 新駅の駅名をめぐっては今年1月、地元七戸町が「七戸」か「七戸十和田」とするようJR東日本盛岡支社に要望していた。


 全国的には七戸という町よりも、近くの十和田湖が有名なこと、七戸町だけでなく周辺自治体全体の動きで設けられた駅ということで、七戸という名前だけ独占せずに、元からこの名前がかなり有力な候補になっていたそうです。複合駅名であるけど、傍目から見たら丸く決まったような感じです。
プロフィール

太郎の部屋

Author:太郎の部屋
太郎の部屋にようこそ!

カレンダー
07 | 2009/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
部屋に来た人
地域別訪問者数

ジオターゲティング
月別アーカイブ
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
バロメーター
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム