開業当初の「東京モノレール」には、途中駅が無かった

 「東京モノレール」は、「東京」都心部と「羽田空港」を結ぶ鉄道路線として「東京オリンピック」が開催される直前の昭和39年(1964年)9月17日に開業しました。当時の全長は「浜松町」~「(旧)羽田」間で13.1kmでしたが、その間には通過駅がありませんでした(現在は延伸され、17.8km)。これには、以下の理由があります。

① オリンピックに間に合わせるべく突貫工事で造ったため、途中駅を造る余裕が無かった。
② 用地買収を避けるべく大部分を海の上に造ったため、途中駅を造れる場所、需要が少なかった。
③ あくまで都心部と空港を結ぶ目的で造ったため、途中駅の建設がなおざりになった。


 しかし、沿線も宅地化や様々な施設が増えて需要が見込めてきたこと、開業当時は飛行機の利用者が少ないご時世でモノレールの乗客も少なく沿線の需要を掘り起こしたかったことから、途中駅が次々に作られて今の状態になりました。

 現在は「浜松町」~「羽田空港国際線ビル」間の14.0kmにわたってノンストップの空港快速が運行されていますが、空港快速こそが開業当初のモノレールの走り具合を再現したようなものなのです。ちなみに、「昭和島」に待避線が設けられていますが、「日本」のモノレールで待避線があるのはここだけです。
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「富山地方鉄道」のターミナル駅、「富山駅」の名前は何故「電鉄富山」になっているのか?

 私鉄の駅名の頭には、その会社名の略称を入れることがあります。これは、他の鉄道会社(特にJR)も乗り入れる駅に使われ、自分の会社を宣伝するのと同時に駅名が完全にかぶるのを防ぐ効果があります。特に、複数の鉄道会社が同じ駅名を使っていても互いの駅が1、2㎞離れていることもあり、間違いを防ぐ意味でつけるともいえます。


「京王電鉄」:「京王八王子」
「京阪電気鉄道」:「京阪山科」、「京阪石山」
「京浜急行電鉄」:「京急蒲田」、「京急川崎」、「京急鶴見」、「京急久里浜」
 

さらには、かつて「東京メトロ」(正式名称は「東京地下鉄株式会社」)は「営団地下鉄(「帝都高速度交通営団」の略)」と呼ばれていました。会社名が変わったことにより「有楽町線・副都心線」の「成増」と「赤塚」に相当する駅がそれに合わせて

「営団成増」→「地下鉄成増」
「営団赤塚」→「地下鉄赤塚」


となったのです。ずいぶんと直球な名前になりましたね。

「電鉄富山」の場合は?
 かつて「富山地方鉄道」は「富山電気鉄道」という名前でした。「電鉄富山」の「電鉄」は昔の「富山電気鉄道」からとったのです。名前が「富山地方鉄道」に変わったときに「地鉄富山」にでもすればすんなりしたのでしょうが、昔の会社の略称をそのまま現在まで使い続けているということです。
何故でしょうか?「富山」が保守的な地域性を持つ街だからか?昔の会社名への思い入れが強いのか?

鉄道の駅名と高速道路のインターチェンジ名の法則

 鉄道の駅名や高速道路のインターチェンジ名は大体が地名や名所、建物などから決められ、その地域の地名に当たる場所から少しずれた場所では方角が名前に付加されます(例えば「東室蘭駅」とか「金沢西IC」)。これらの一覧を見てみると、どうやら

鉄道の駅名:地名など→方角
高速道路のインターチェンジ名:方角→地名など
の順で表記されていることが多いようです。

駅名とインターチェンジ名
 上図はその一例です。場所は「金沢」です。このように、鉄道の駅名や高速道路のインターチェンジ名に含まれる方角が鉄道では頭、高速道路では尾についています。これらの法則は、一体どういう仕組みで成り立っているのでしょうか?

 一方、ごく一部ではこの法則と逆の表記も見られます。見た感じ、鉄道駅に関しては狭い範囲に適用される地名(特に建物や駅とか)を表記する駅では、この組み合わせがちらほらあるようです(例えば「センター北」、「新宿西口」とか)。

 ちなみに、「埼玉県さいたま市」には、「浦和駅」を基として?「東浦和駅」、「西浦和駅」、「南浦和駅」、「北浦和駅」が存在します。

【動画】「北陸新幹線」建設史(「金沢」付近) 【後編】クネクネルートの真実

 連休を利用して、「北陸新幹線建設史」の後編をうpしました。後編では、「新高岡」~「金沢」間のルートが何故あれだけクネクネしているのか?を解説しています。この物語には、前編で紹介した「スーパー特急方式」による先行建設が密接に関わっています。このルート決定には、現在のテレビや新聞や公式サイトなどでは語られていない、裏歴史物語、迷要素が満載されています。


http://www.nicovideo.jp/watch/nm19743474

原作↓
『金沢付近にある北陸新幹線の路盤(高架橋やトンネル)について その2 政治とエゴに翻弄された路線』

※原作の記事で扱っているルート図と、動画でのルート図が少し異なります。これは、当時の計画ルートの詳しい資料が少なかったこと、いくつものルート候補があるためです。つまり、いずれかの図で表しているルートに間違いがある可能性があるので、そこはご了承ください。

参照↓
「北陸新幹線」建設史(「金沢」付近) 【前編】先に造られた線路
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