「いずも型護衛艦」「いずも」

 「横須賀」の乗り物フェスタへ行ってきました。その会場である、「横須賀基地」では、今年は海上自衛隊最大の護衛艦である、「いずも型護衛艦」「いずも」に乗ることができました。

 話によれば、今年は、公開艦艇が前日まで公表されず、当日行って初めて「いずも」だとわかったそうです。護衛艦の中で最新(就役してからまだ3ヶ月弱!)、最大という、話題目白押しの船のため、事前に公表したら、去年のカレーグランプリのように人が大量に押し寄せて、大変なことになるから、今回は隠していたのかもしれません。色々ニュースやネットで話題の大きい艦ですが、Wikiからの引用で、下に「いずも」のスペックをコピペしておきます。


艦級概観
艦種 ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)
艦名 旧国名
建造期間 2012年 -
就役期間 2015年 -
前級 DDH:ひゅうが型護衛艦
次級 最新

性能諸元
排水量 基準:19,500トン(計画)
満載:27,000トン(計画)[1]
全長 248.0m
全幅 38.0m
深さ 23.5m
吃水 7.3m[2]
機関 COGAG方式
LM2500IEC型
ガスタービンエンジン
(28,000ps) 4基
推進器 2軸
速力 30ノット
航続距離
乗員 約470名[3]
(約970名:便乗者等含む[4])

兵装
高性能20mm機関砲(CIWS) 2基
SeaRAM 近SAMシステム 2基
艦載機 SH-60K哨戒ヘリコプター 7機
MCH-101輸送・救難ヘリコプター 2機
最大積載機数 14機
C4I 洋上ターミナル(MTA)
OYQ-12戦術情報処理装置
レーダー OPS-50 3次元式 1基
OPS-28 対水上捜索用 1基
OPS-20 航海用 1基
ソナー OQQ-23 艦首装備式 1基
電子戦・
対抗手段 NOLQ-3D-1 電波探知妨害装置
Mk.137 デコイ発射機 6基
OLQ-1 魚雷防御装置
(MOD+FAJ) 一式


 特徴は、ヘリ空母であることですね。よくある護衛艦(駆逐艦)のような、ミサイルや艦砲はなく、最小限の銃火器のみ搭載し、本体は潜水艦探索・攻撃用のヘリを最大14機積む、洋上基地(=ヘリ専用空母)、司令塔、備蓄船の役割を担っている艦です。

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 「いずも」の外観です。とにかくでかいです。これを命名上、駆逐艦呼ばわりすること自体がすごいです。

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 出入り口です。通常の護衛艦は、タラップから直接甲板に乗りますが、「いずも」は「ひゅうが」と同じく、甲板全体が高い位置にあるため、船体の中腹に、入口がぽっかり空いています。要は、フェリーの車出し入れみたいな感じです。

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 艦全体が一様な高さなので、遠くからでないと、全体を撮れません。
 
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 護衛艦で初めて採用された、サイドエレベーターです。「ひゅうが型」には無いもので、エレベーターを船体からせり出させることで、格納庫のスペースをより確保でき、エレベーターよりもかさばる・大きいサイズのヘリなどを、昇降させられます。こんなエレベーター自体、空母くらいにしか、使われなさそうです。

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 すぐ近くにも、色々な護衛艦が停泊していました。
左(110)は、以前「タモリ倶楽部」で面白く放送されていた、「たかなみ型護衛艦」「たかなみ」、右(174)は、ミサイル防衛システム実験で大活躍した、イージス艦の「みらい」、「いぞかぜ」、「ほたか」、「ウェラガルフ」、「デース!」、「ぱんぱかぱーん!」
もとい「こんごう型護衛艦」「きりしま」です。

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 自衛隊マスコットの「ピクルス王子」と「パセリ」(中の人は、ちゃんと女性みたいですね)、もやってきていました。ただ、熱そうです。


「いずも」の中

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 中の、格納庫です。全長は、200m前後はあるでしょう。この中に14機のヘリ、30台以上の自衛隊専用車両、その他災害時の救援物資などを大量に積むのに使われます。

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 サイドエレベーターを中から見ると、こうなります。非使用時は、ちゃんと扉を閉めます。

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 様々な作業用の重機も積まれていました。ただ、まだ就役仕立てのためか?運用関係からか?要のヘリは、「いずも」には1機しかみられませんでした。まあ、イベントですからね。

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 サイドエレベーターとは別の、エレベーターで、上の甲板に上がれます。このエレベーターは、「ひゅうが」と同じく、自衛隊全てのヘリを扱えます。「オスプレイ」、昇降可能です。

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 ネットの掲示板で話題になっていた、馬が、エレベーターシャフトの中程にいました。なんか、ハイポーション作者の馬みたいです。船体によくみられる「痩せ馬」とかけているのか?はたまた純粋なお遊びなのか?とりあえず、ウケはよかったです。


「いずも」の甲板

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 エレベーターで昇ると、甲板にたどり着きます。

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 とにかく広いです。それ以外言うことありません。床は、陸上競技場のゴムを固く、粗くしたようなものでした。「ひゅうが」のように、「オスプレイ」を離着陸させるために、耐熱処置をしているという噂が。「F35」のような、垂直離陸戦闘機は、果たして扱うのでしょうか?

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 甲板が広すぎるため、普通のサイズ?の艦橋が小さく見えました。「いずも」は、銃火器の装備が非常に少ない艦ですが、ソフトキル機能は、相当高いらしいです。

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 護衛艦では定番の、「メカ沢君」、「R2D2」、「ジャスタウェイ」、もとい、「高性能20mm機関砲(CIWS)」です。

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 こちらは、海上自衛隊で初めて採用された、「SeaRAM」です。1つ上の写真の20mm機関砲をちょい拡大したバージョンで、20mm機関砲よりも大きく破壊力があり、射程距離もそこそこ長い、小型ミサイルを連続発射し、機関砲と同じく、飛来する飛翔物を打ち落とすものです。

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 サイドエレベーターには、ヘリが置かれていました。

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 護衛艦では、かなり大型な部類になる「きりしま」も、見下ろす高さです。

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 対岸には、「おやしお型」潜水艦が停泊していました。

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 時折、自衛官たちが「ヒャッハー」してきます。

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 でっかい露頭ですね。
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「秩父」旅行 その3 「三波川変性帯」露頭

 最後は、「長瀞」に戻って、岩畳、基、「三波川変性帯」の大露頭を見てきました。

「三波川帯」の特徴
・恐竜時代(1億ちょい~6000万年前)に、強い力を受けてキンキンペラペラになった
・黒色泥岩や緑色泥岩などの、堆積岩が元である
・北側に傾き、北側(相対的に上側)の地層が、新しい


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 露頭の一部の風景です。約600mにわたり、一枚岩であることが確認されている、大露頭です。地質観察では、うれしくもうんざりもする規模です。

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 何枚も撮影していますが、これは「荒川」の上流です。下流の面影など、微塵もありません。

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 綺麗な露頭ですが、天然記念物なので、採取したら、すべて炎上するでしょう。

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 川底を転がる石や砂で削られた、穴です。中にはボウフラがたっぷりいました。先が思いやられます。

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 この露頭の中核を担う、片岩(堆積岩が変形させられ、ペラッペラになった石です。黒色が多く、その中に、緑色が混じっているのがよく見られます。

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 黒色片岩(黒色泥岩)の下に、白っぽい片岩もありました。恐らく、凝灰岩質なものでしょう。凝灰岩を見分けるには、石を舐めて舌がくっつけば凝灰岩とは、よく聞きますが(凝灰岩は、粒子が角張って、唾液の表面張力で)舌と石がひっつくため)、そんなんができるのは、人気がない、年代の若い石だけです(古い石は、圧密とかで表面が平になり、凝灰岩であっても舌がくっつかないため)。

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 最後に、「鴻巣」の新名物である、「川幅うどん」を食べました。これは、「荒川」の、「鴻巣」付近が、「日本」で一番川幅が広いということから、平成21年(2009年)に地元が開発、翌年には一躍有名になりました。
うどんの幅は5cm以上もあり、まるで八つ橋や餃子の皮を食べているようです。うどん自体はコシが強くて美味しく、かなり腹に貯まりました。

「秩父」旅行 その2 「橋立鍾乳洞」

 「秩父」でメジャーなものといえば、川下りレジャーや、花畑ですが、「橋立鍾乳洞」という、マイナーながらも面白い観光場所があります。

 「秩父」は、「秩父累帯」と呼ばれる、恐竜時代に形成された地質体も分布し、「日本」で自給率100%を達成している、数少ない鉱物である、石灰岩を大量に産出する地域です。そんな場所にあるものといえば、鍾乳洞です。


この、「橋立鍾乳洞」は、石灰岩が雨水や地下水で溶けてできた、よくありがちな鍾乳洞で、石灰岩を産しながら、「埼玉県」で唯一の観光鍾乳洞です(Wikiによれば、「埼玉県」唯一の鍾乳洞らしい)。観光ルートの全長も140mと、かなり短いですが、入口と出口の高低差は33m、ルートの3分の2が竪穴という、大変珍しい携帯の鍾乳洞で、洞内は、完全なる立体迷路と化しています。全体はこじんまりとしながらも、その立体的入り組み具合がたまらない場所で、マイナーに見えるのが惜しい、もしくはかえってそれでもいい場所とも言えます。

 残念ながら、洞内は写真撮影禁止なので、中は、直接行ってみるしかないです。写真はすべて、外から撮影しました。

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 「橋立鍾乳洞」は、「秩父三十四箇所28番石龍山橋立堂」に隣接します。境内の裏山は、石灰岩(大理石?)の大露頭がそびえ立ちます。

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 お堂の基礎石には、赤色チャートなどが使用されていました。作る人もわかっていますね。

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 鍾乳洞の立体絵地図です。この立体感は、誇張ではありません。ガチで、これだけ登ります。

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 鍾乳洞周辺の露頭は、こんな感じです。 石灰岩ばかりです。雨水などで、表面がツルツルに溶かされ、鍾乳洞の根源となる小さな穴がいたるところに空いています。

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 鍾乳洞の入口です。鍾乳洞自体は、地下水が流れておらず、既に地下水によって大半が侵食され尽くした(地下水が下まで流れていってしまった?)、いわゆる古いタイプの印象を受けました。入口には、これまでの石灰岩露頭とは別に、レキが堆積して固まった、河川堆積物らしき地層が見えました。地下河川の痕跡でしょうか?

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 出口です。入口のほぼ、30m真上にあります。洞内は、バリアフリーとは完全無縁な、登り坂、屈んでやっと通れる狭い道、マジで迷いそうな迷路状態です。140mコースなのに、1時間弱居座りました。

「橋立鍾乳洞」は、個人的には、「秩父」観光ではかなりオススメしたい穴場です(人にもよるが)。

「秩父」旅行 その1 「長瀞ライン」

 日帰りで、「秩父」へ行ってきました。まずは、有名な、「長瀞ライン」に乗りました。

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 昼は、「わらじカツ丼」を食べておきました。

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 「長瀞ライン」は、「日本」最大幅の区間を持つ川である、「荒川」上流で行われる、川下りで、全長6km(前半後半3kmに分かれる)を、30~40分で、船で下る観光交通です。このあたりは、「三波川変性帯」と呼ばれる、黒緑色泥岩を主とする、変成岩で構成された渓谷です。多少の急流はあるものの、川の流量が少ない日の乗り心地は、「武蔵野線・湘南新宿ライン・上野東京ライン」などよりも、快適です。

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 「秩父鉄道」の、橋梁です。残念ながら、休日に走るSLには、巡り会えませんでした。

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 橋のたもとには、こんな石が積まれていました。

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 川を下る速度は、平均約9~12km/h、急流部では、20 km/hほどですが、わりかし穏やかな揺れです。

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 川の両岸には、「三波川変性帯」の露頭が、いたるところに出ています。ちゃんと、北側に中角度で傾斜しています。岩質は、黒色泥岩や、緑色泥岩で、時折凝灰岩らしきものも混じっています。川原には、赤色チャートや、赤色泥岩の欠片もありました。

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 下流に下り終わった舟は、専用の玉掛け用具を使い、ユニックで釣り上げて、舟を4艘、お椀のように重ねて上流へ運びます。船頭は、帰りのシャトルバスに同乗して、上流へ戻ります。

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 「長瀞ライン」の駐車場には、使用済みの線路が、車止めとして再利用されていました。固定さえすれば、高さや長さがほどよかったのでしょうか。

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 「秩父鉄道」主要車両の1つである、「7000系」です。「東急」の「8090系」の中古です。他にも「秩父鉄道」では、都営地下鉄「三田線」や、「西武新宿線」などからも、中古車料をゆずり受けています。

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 石灰石運搬用の貨物列車です。コンテナ車が大半を占める、現代において、こういう鉱石運搬車両は、珍しいです。

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 「長瀞」名物の、かき氷です。高さは約20cm、ご丁寧に、下の部分もシロップがきっちり入っていました。
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