【動画】『新幹線を間借りした鉄道 その4 「東海道本線」の間借り -「星越トンネル」編-』

 今回は、「東海道新幹線」の間借り事例の2つ目である「星越トンネル」を紹介します。「阪急京都本線」の間借りや「日本坂トンネル」での間借りと比べてかなりマイナーですが、歴史を紐解くとこれもほかの間借りに負けず劣らず複雑な歴史を経ています。



次回予定
『新幹線を間借りした鉄道 その5 「阪急京都本線」の間借り』

 新幹線を間借りした鉄道の中で、一番有名な事例です。「日本坂トンネル」や「星越トンネル」よりも、配線や路線切り替えの複雑性は少ないですが、これもまた他とは違ったドラマが繰り広げられた場所です。

次々回
『新幹線を間借りした鉄道 その6 「えちぜん鉄道」の間借り』(間借りシリーズ最終話)

 ただいま現役間借り中の、「えちぜん鉄道」の「北陸新幹線」間借りです。この間借りはあと2年ほど続きます。

 今の気分では、間借りシリーズを完結させてぼちぼち登山学シリーズを続けそうです。
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「えちぜん鉄道」の「北陸新幹線」間借り その5 「新福井」~「福井口」(線路下)

 このシリーズも今回で最後ですが、今回は「新福井」~「福井口」間を地上から見ていきます。写真の大半が接続線の拡大撮影です。

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 接続線は、本当に仮造りで盛土とH鋼を井桁状に組み合わせた橋脚で構成されています。

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 勾配が34‰もあるので、短距離で橋脚がどんどん高くなっていくのがよくわかります。橋脚がプラレールみたいです。そのうちの坂曲線レール用のミニ橋脚のようです。

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 真横から撮影するとこうなります。以前紹介した「九州新幹線」の35‰勾配なみに露骨に坂だとわかります。

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 逆方向(「福井」方面)からも撮影。ここまで簡易に作ってある高架橋もそうそうないです。

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 接続線と新幹線高架橋の境です。こうして下から見ると、両者の違いがよくわかります。こういう異物同士の接続構造物は「成田新幹線」高架橋などにもありますが、ここまで重構造なものと簡易なものがつながっている場所は大変貴重です。

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 「北陸本線」側から撮影。「北陸本線」側はすでに完成済みのため、よく整備されています。

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 本来の「えちぜん鉄道」の用地から撮影。この辺りも線路が撤去されています。

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 「新福井駅」付近。こちらも線路撤去済みです。

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 踏切跡にはまだ線路が残っていました。

「えちぜん鉄道」の「北陸新幹線」間借り その4 「新福井」~「福井口」(線路上)

 最後に、「新福井」~「福井口」の区間を2回に分けて紹介します。前半は線路の上側を見ていきます。

「新福井」~「福井口」(北側視点)
新福井→福井口AVI_000000000
 前回と同じく、運転席からの展望を両方向から見ていきます。まずは、「新福井駅」から「福井口駅」側を撮影。「福井駅」から複線だった線路は高架橋を降りる直前で単線になります。「北陸新幹線」の高架橋は左側の「北陸本線」の高架橋より若干高いです。

新福井→福井口AVI_000030284

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 上下線が合流して単線化してすぐに高架橋は途切れ、線路はジェットコースターのように下っていきます。新幹線用のスラブ軌道のコンクリート路盤をチラ見できます。


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 接続線に差し掛かりました。勾配は34‰と電車の一般的な最急勾配に近いものです。勾配表記も仮線らしく簡素なものです。

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 途中からは「福井駅」と同じく壁がない状態で曲がるため、下る方はかなり迫力があります。線路が仮なのがよくわかります。

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 地上に降りてすぐに「福井口駅」へ着きます。右側の空き地は本来の「えちぜん鉄道」の用地です。

「福井口駅」
福井口AVI_000001094
 次に「福井口駅」の様子です。まずは、少し北側にあるこの景色です。手前にある高架橋は、「えちぜん鉄道」用の新しい高架橋です。ちょうど「三国芦原線」と「勝山永平寺線」の分岐点にあたり、これだけはかなり初期に造られています。さらに奥は「北陸本線」の高架橋で、新幹線はその間を通ります。

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 「福井口駅」です。この駅も今後高架化されるので仮駅として簡易な作りになっています。

「新福井」~「福井口」(南側視点)
 「福井」方面へ向かいます。この方向では、接続線の全容と新幹線の高架橋の断面がよく見えます。
福井口→新福井AVI_000016015
 「福井口駅」を出てからすぐに線路は接続線へ差し掛かります。

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 接続線の全体がよく見えま。盛土と鉄骨を組み合わせた、明らかに仮作りの高架橋なのがよくわかります。

福井口→新福井AVI_000036582

福井口→新福井AVI_000041391
 接続線の終端付近からは、新幹線の高架橋の断面も見えます。新幹線高架橋の複線断面と接続線の単線断面の境界のギャップが大きいです。

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 接続線の後はこんなに豪華になっています。

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 こうしてみると、市街地名だけあった結構カーブしています。左端に「福井駅」のホームが見えます。

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 「新福井駅」ホームです。逆方向から見ても、詰め込んだ感がよくわかります。

「えちぜん鉄道」の「北陸新幹線」間借り その3 「福井」~「新福井」

 今回は、「福井」~「新福井」の区間と「新福井駅」を紹介します。まずは、運転席からの風景を北側と南側の視点から見ていきます。

「福井」~「新福井」(北側視点)
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 「福井駅」出発直後の様子です。間借りの仮線は、新幹線の軌道にずっと沿っているわけでもなく、内側により新幹線のスラブ軌道のコンクリート路盤(右端の円柱突起の列)がチラ見しています。わざわざ新幹線に合わせるとバラストをまく範囲が増えたり線路量が微妙に増えたりでかえって大変になるのでしょうか?
 本線がカーブしているためか、渡り線はクロスしていません(シーサスポイントではない)。

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 「福井」~「新福井」の間です。この辺りでは「えちぜん鉄道」の線路が新幹線の路盤にきっちり沿っています。

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 「新福井駅」のホームです。高架橋内にプラットホームを辛うじて収めています。そのためホーム幅は2m前後しかありません。ホームから写真を撮っている同士を発見。ホーム同士を結ぶ踏切が設置され、ここで間借りを一番体感できます。

「福井」~「新福井」(南側視点)
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 「福井駅」先端の車止めを運転席視点から撮影。この先を見ながらのホーム進入は結構スリルがあります。心なしか、結構徐行していました。「福井駅」では高架橋の壁も未設置のため、逆の西側のホームへの進入を電車内から見るとさらに迫力あるでしょう。

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 新幹線ができるときには、写真少し手前の基礎部までホームが延びるのでしょう。

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 右奥の建屋は「北陸本線」の「福井駅」ホームです。左側には、新幹線のためにあらかじめ設置されたスラブ軌道の基礎コンクリート路盤の円柱がきれいに並んでいます。

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 少し進むと、バラストが堰でせき止められています。

「新福井駅」(下から)
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 「新福井駅」の駅舎を下から撮影。手前から奥にかけての空き地は、本来の「えちぜん鉄道」の用地です。これからここが高架化されます。

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 「新福井駅」の駅舎も非常に簡素で仮のつくりをしています。

「新福井駅」(ホームから)
 そして「新福井駅」のホームへ登りました。「新福井駅」は改札がないため、ホームまではタダで入れます。
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 「福井口」側を撮影。

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 「福井」側を撮影。ホームが非常に狭いです。ホーム自体が高架橋の壁にほぼぴったんこしています。ただ、ホームに高さがあるため新幹線の壁だけでは安全上問題があるため、ホームに柵が造られ、仮駅としてふさわしく、高架橋の壁上にも単管パイプによる柵が置かれました。勿論クランプカバーも抜かりないです。

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 空き地となった「えちぜん鉄道」の用地を撮影。しっかり帯状に空き地となっています。奥に「北陸本線」の「福井駅」駅舎が見えます。

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 「福井口」側を拡大して撮ると、奥に新幹線高架橋の端部が見えます。「えちぜん鉄道」は高架橋と地上の接続線では単線になるため、複線が合流してから下って行きます。

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 線路の拡大です。「えちぜん鉄道」の軌間は1067mmで新幹線(1435mm)より狭いです。見た感じ、線路は広い新幹線の路盤の真ん中に置かれているようです。

間借り線路に降り立つ
 以前は「北海道新幹線」開業前に「奥津軽いまべつ」駅で線路に降り立てましたが、現在では「新福井駅」が間借り線路に降り立てる「日本」で唯一の場所です。

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 「福井」側を撮影。

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 「福井口」側を撮影。間借り区間全体に言えることですが、こんな景色を見たり踏み入れたりできるのはあと2年ほどです。
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