【動画】 「シン・ゴジラ」に登場した「無人新幹線爆弾」を検証してみた

 僅か15秒の登場でありながら、「シン・ゴジラ」の「ヤシオリ作戦」冒頭で強烈な印象を残した「無人新幹線爆弾」を、あれこれ検証してみました。本作みたいに画面の切り替わりが早いですが、こうでもしないと長くなるのでご了承ください。






原作
『「シン・ゴジラ」に登場した「無人新幹線爆弾」を検証してみた その1 突撃速度について』(※速度検証が動画内と多少違ってました)


『「シン・ゴジラ」に登場した「無人新幹線爆弾」を検証してみた その2 変えられた「東京駅」の配線』

・研究動機:劇中の突入シーンの配線に違和感をもったことから

・製作期間:4ヵ月

・体感製作時間:200時間前後

・作成疲れ具合:今までで1番
(過去1番手間だった、「コナン」の地下鉄検証に現地取材の手間を加えた感じ)

・新幹線乗車回数:3回

・「東京駅」入場回数:4回

・節目の7月29日に投降した経緯:
この研究を思いついた時期と製作時間が上手くあったことから

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「日本」最南端の普通鉄道+JRの駅

 「指宿枕崎線」は、「鹿児島」と「枕崎」を結ぶ鉄道路線で、普通鉄道、JR路線としては「日本」最南端の路線です。現在、鉄道「日本」最南端の座は、平成15年(2003年)に「沖縄」に開業した「沖縄都市モノレール線」(ゆいれーる)に明け渡していますが、それまではすべての鉄道における最南端路線でした。

 そして、その中の「西大山駅」は普通鉄道・JR路線「日本」最南端の駅として有名です。

「錦江湾」と「桜島」
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「鹿児島」~「指宿」間にでは、路線が小高い海岸線沿いに通るため、「錦江湾」や「桜島」、「大隅半島」などがよく見えます。

「山川駅」
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 「山川駅」は、便数が大きく変わる境駅です。この路線は、「鹿児島中央」~「指宿」・「山川」では30分に1本ほど運転がされますが、「山川」~「枕崎」は1~2時間に1本、昼頃は4時間近く運転なしという超過疎ダイヤです。したがって、この過疎区間にある「西大山」へ鉄道で行くのはかなり面倒で、今回は朝4時に起きて始発に乗りました。(8時ごろ起きて出発したら、夕方まで帰れなくなる)。
 左側の車両は「山川」~「枕崎」間、右側の黄色車両は「鹿児島中央」~「山川」間を走行します。

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「鹿児島中央」~「山川」間には、「JR九州キハ200系気動車」が運行されます。この車両は平成時代に造られたJR車両ですが、個性的なデザインを重視する「JR九州」の方針からか?カラーになっています。

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 「指宿枕崎線」の線路は、他の路線と比べて草がよく生えています。ローカルだからこそみられる光景です。

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 「山川」~「枕崎」間には、「国鉄キハ40系気動車」が運行されます。この車両は昭和52年(1977年)~昭和57年(1982年)にかけて造られた昭和の国鉄車両で、都市部ではあまり見られなくなりました。現在は地方路線で主に活用され、一部は「JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」」に改造されています。

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 行先表示もしっかりアナログです。方向膜方式ですらもありません。

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 運転席も懐かしのアナログです。

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 冷房の普及により少なくなった天井扇風機がありました。車内は冷房も付与され、扇風機と共同運用しています。

「日本」最南端の普通鉄道+JRの駅
 いよいよ普通鉄道+JRの最南端駅です。「鹿児島」市内からここへ着くまで2時間以上かかりました。
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 こちらが図鑑や鉄道雑誌、観光本などで非常に有名な景色です。最南端を示す碑と「開聞岳」のツーショットがみそです。
 しかし残念なことに、「開聞岳」上部が雲に覆われて完璧にみられませんでした。しばらく待てば雲が晴れる可能性もありましたが、次の予定もあり1本便を遅らせると時間を非常にロスするため諦めました。

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 JRの最東西南北の駅はこのようになっています。これでも「西大山駅」は、「佐世保」に次いで行きやすい駅でしょう。

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 ホームは行き違い設備のない完全なる単線です。草もよく生えています。

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 こうしてみると、「鹿児島市電」のように芝生化されているようです。

 ちなみに、帰りの便に乗り損ねました。
 理由は、停車した車両の前端、後端の扉しか空かないという、ローカル線によくある風習をすっかり失念して置いてきぼりにされたためです。
 このまま1時間半次の便を待つか、「山川駅」まで1~2時間歩くかの状況でしたが、駅で出会った方に「山川駅」まで送っていただけました。
 改めて感謝申し上げます。

「鹿児島」の路面電車

 「鹿児島」市内には、2系統の路面電車が市内を南北に、かつ東西に分かれながら縦断しています。この「鹿児島市電」は、いくつもある「日本」の路面電車の中でも以下の特徴があります。

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写真は平成13年(2001年)~登場した「1000形電車」です。前世代の車両と比べて客車が長くなっているため定員数が多くなっています。

① ダイヤがかなり過密
1系統・2系統の重複区間は1時間に片道最大23本(2分36秒に1本)


 「鹿児島市電」は1系統、2系統両方とも日中でも1時間あたり片道10本(6分毎)前後もの便が運航されます。そのため、自分の乗る車両のすぐ前後に別の車両が近づくことなどザラです。しかも、「鹿児島市電」自体が市街地のそこそこ中心周囲をカバーする配置になっているため、気軽に待たずにシンプルに乗れるのが特徴です。

1系統・2系統重複区間(「天文館通」~「鹿児島駅前」)
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 すぐ後ろに別の便が迫っています。

「鹿児島駅前」

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左真ん中は「9500形」、右は「2100形」です。
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 「鹿児島駅前」は2面3線構造の楔形ホームターミナル駅ですが、3線すべてに車両が停まることはしょっちゅうです。

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 ホーム全てが埋まっているため、後から来る車両が順番待ちをすることもあります。手前の車両は平成14~17年(2002~2005年)に登場した「7000形」です。「鹿児島」は、「富山」よりいち早く連結型列車がデビューしています。

「谷山停留所」
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 「鹿児島市電」南端のターミナル駅です。市電は南側半分が専用軌道となっています。結構静かな雰囲気ですが、ラッシュ時は利用者が多くここも5~6分毎に運行されています。

「郡元」の三角線
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 「鹿児島市電」は市街中心で系統が2つに分かれて南北両端で合流するため、各合流地点に三角線が設けられています。そのうち、南側の「郡元」の三角線は歩道橋の上からよく眺められます。

② とことん緑化

 「鹿児島市電」では、平成16年(2004年)より軌道に芝生が設けられました。これは景観向上、ヒートアイランド対策、「桜島」の火山灰対策などで事業されましたが、特筆すべきは緑化をとことんやっているということです。
 ほかの都市でも見られる路面電車の芝生は、一部だけの場合が多いですが、「鹿児島市電」は全区間の半数以上の7km(13.1㎞中)。芝生区間は市街中心区間に集中するため、都心部ではほとんどが緑化されています。

 その効果は抜群で、騒音が数デシベル減少したり、中央分離帯の気温が最大24℃も減ったそうです。

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 併用軌道である都心部は、とことん緑化されています。車が通る場所以外はほとんどが芝生です。

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 「鹿児島駅前」付近のシーサスポイントも、ポイントの細かい区画のなかにまで芝生が造成されています。

「京阪京津線」の山岳区間

 宿泊先の近くに「京阪京津線」の山岳区間があったので、沿線を歩いてみました。

61‰区間
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 61‰区間を上側から眺めてみました。「京津線」の線路は左側の国道をくぐっていきます。国道の奥は、ほぼ水平です。「京津線」の勾配は、高速道路やバイパスのインターチェンジランプ並みの勾配で道路下に潜り込んでいます。

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 少し視線を下げると、勾配の急さがよくわかります。水平な奥の道路が上り坂に見えてしまいます。

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 反対側の景色はこうです。ちなみにこちら側は61‰よりも緩い41.1‰勾配です。

↓車内からの61‰
『「京津線」の61‰勾配』


半径45mの急カーブ(「逢坂山トンネル」坑口)
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 「京津線」は勾配だけでなくカーブもめちゃくちゃ急です。最少曲線半径は40mです。「逢坂山トンネル」坑口上からは、路線内で3番目に急な半径45mのカーブをよく見ることができます。カーブはほぼ90°方向転換し、通過車両1両で20°近くも折れ曲がっています。

普通鉄道国内最急勾配の駅(「大谷駅」の40‰)
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 以前も紹介した「大谷駅」を俯瞰してみました。駅の急勾配具合は、ホーム上からの方がわかりやすいです。

↓「大谷駅」構内についてはこちら
『40‰上の駅』

色黒探偵の爆走寺

 「鞍馬寺」といえば、「京都」の北山にある寺で、「奈良時代」に「鑑真」の弟子が毘沙門天を安置したのが始まりと言われています。

 そして「劇場版名探偵コナン 迷宮の十字路」で「服部平治」が「コナン」とともに、『「義経」になりたかったんや!』犯人をバイクで追跡した舞台です。

 「鞍馬寺」は「京都」を代表する観光地の一つですが、「叡山電鉄鞍馬線」の「鞍馬駅」(海抜約230m)から寺院(海抜約400m)まで170m近くも石段や坂道を登り、さらに「奥の院」につながる道では100mも高度を上げます。つまり、結構疲れます。

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 寺院へ通じる道は、「金比羅山」のようにひたすら登ります。

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 途中にある「大杉」です。樹齢約800年、高さ約53mもあります。

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 標高400mの寺院からは、「鞍馬駅」周囲の谷筋が何とか俯瞰できます。

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 「源義経」が修行時代に利用していた湧き水らしいです。きっと犯人もあやかっていたことでしょう。

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 「木の根道」です。この辺りはすぐ下が硬い岩盤のため木の根が地中深くでなく、土壌面を這うように広がっている珍しい形態をなしています。

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 周囲は北山杉が多く生えています。よく整備されているためか?スギ花粉の時期は多少過ぎてはいるものの、花粉症の気配はしませんでした。

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 「鞍馬駅」です。駅舎は「京阪鴨東線」が「出町柳」まで開通した平成元年(1989年)に寺院風に改築されました。

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 「鞍馬駅」の改札口です。
 映画ではこの改札口を『「義経」になりたかったんや!』犯人と、「大阪府警」本部長の息子と「コナン」がバイクのまま突破しました。
 「そんなに急がなくても…」駅員は、劇中よりも若かったです。

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 劇中で彼らはそのまま「鞍馬線」の線路を爆走していきました。あのあと「コナン」の予想通り免停になったのでしょうか?

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 「鞍馬線」名物の「紅葉のトンネル」を見やすいよう窓が大きくなっている「900系」です。「鞍馬線」は、50‰勾配を所有する「‰の会」にも認定されている登山鉄道でもあります。

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 「鞍馬駅」には、「京都電燈デナ21形電車」が屋外展示されています。この車両は昭和4年(1929年)の「叡山線」黎明期あたりから生産されました。
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