JRの急行・特急列車が「富山地方鉄道」の路線に乗り入れたことがある

 「JR」と「富山地方鉄道」はそれぞれ別の鉄道会社で、現在は互いに直通運転をすることはありません。しかし、昭和45年(1970年)7月~平成11年(1999年)11月にかけてJR(時代によっては国鉄)の急行列車や特急列車が「富山地方鉄道 本線・立山線」に乗り入れ、「宇奈月」や「立山」まで直通運転を行っていました。当時は「富山駅」においてJR路線(「北陸本線」と「高山本線」)と「富山地方鉄道」の線路を繋ぐ亘り線(よーするに両路線の架け橋的線路)があり、それを介して乗りいれがなされていました。

JR特急と富山地方鉄道2
 上図が直通運転の経路図です。線でなぞった経路を当時の急行や特急が通っていました。青色線がJR「北陸本線」と「高山本線」を、赤色線が「富山地方鉄道 本線」と「立山線」を示します。いずれも「富山駅」で路線切り替えを行っています。

 直通列車は主に、「大阪」から「北陸本線」を、「名古屋」方面から「高山本線」と通って「宇奈月」や「立山」へ向かいました。特に急行(特急)「北アルプス」は名鉄の「名鉄神宮前」から乗り入れていました。また、現在も現役の「サンダーバード」が乗り入れていた時期もありました。「サンダーバード」は「魚津」の連絡線で「富山地方鉄道 本線」に乗り入れることも考えられましたが、「上市」などの利便性から「富山地方鉄道」が「富山駅」より乗り入れることを要望してそれが通ったという過去もあります。そんなこんなで29年間の間相互直通運転を行っていましたが、バブル崩壊後の不況による需要の低下と大雨被害による運休の影響でその歴史を閉じました。現在「富山駅」は「北陸新幹線」の建設と、それに伴う「北陸本線」と「富山地方鉄道」の高架化を進めています。その際「北陸本線」と「富山地方鉄道」の線路「北陸新幹線」を介して分離される形になります。互いを繋ぐような措置は今後取られるでしょうか(やるとしたら「魚津」から乗り入れるしかないかも?)。
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