二刀流なレール(双頭レール)

 昔は、上面と下面の両方を使うことができるレールが実用されていました。これを、「双頭レール」といいます。

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 上の写真が「双頭レール」、下の写真が現在使われている普通のレール(「平底レール」といいます)です(両方とも「名古屋」の「リニア・鉄道館」で撮影)。「双頭レール」は、上と下の両面が列車の車輪を乗せられる形状をしています。片方が摩耗して使用できなくなってもレールを反転させて逆側の面を活用できるのです(ただ、ひっくり返すのに難があったようで、実際に両方とも使うことは少なかったそうです)。枕木には万力のような器具でレールの真ん中(狭い部分)を挟むように固定していました。

 「双頭レール」は、鉄道が誕生した19世紀後半によくつかわれていました。「日本」初の鉄道路線(明治4年(1872年)開業)にもこのレールが使われていました。その後、現在の形のレールが広まり、「双頭レール」は姿を消していきました。
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