「立山連峰」の雪渓が氷河かもしれない件について

 「日本」の秘境のひとつである「立山連峰」には、年間溶けきらずに残る、雪渓と呼ばれる雪だまりがあります。よーするに万年雪がちらほらあるのです。これらの雪渓が実は氷河である可能性がでてきました。現在の「日本」には氷河は無いとされ、極東における氷河の最南端は「ロシア」の「カムチャッカ半島」です。

富山・立山連峰に「氷河」 国内初か、1カ月30センチ移動 雪の下にある氷の塊が、日本初の氷河である可能性が高いと判明した富山県の立山連峰・雄山の御前沢雪渓=09年9月(立山カルデラ砂防博物館提供)
 富山県の北アルプス立山8 件連峰・雄山(3003メートル)の雪渓8 件で見つかった氷の塊「氷体」は、日本初の氷河である可能性が高いと、立山カルデラ砂防博物館(同県立山8 件町)の福井幸太郎学芸員が30日、都内で開かれたシンポジウムで発表した。

 8月下旬からの約1カ月間に最大で30センチ移動したという。福井学芸員は「氷河として確定するには長期間の観測が必要。今後、観測を数年間続けたい」と話した。

 福井学芸員は昨年9月、雄山の東側斜面にある御前沢雪渓を調査し、雪の下に長さ700~800メートル、幅最大200メートル、厚さ最大30メートルの氷体を発見。今年8月下旬、下の氷に達するまで雪渓の表面11カ所に穴を開けて衛星利用測位システム(GPS)の機器を設置し、氷体が移動するかを調べたところ、10月上旬までに水平距離で下流方向に6~30センチ動いた。

 さらに、10月上旬に露出していた氷体の中央部に別の機器を設置して高精度に調べたところ、5日間で3・2センチの移動を観測した。

http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010113001000577.html

 参考のために、氷河と万年雪と雪渓の定義を挙げます。

氷河
陸上に堆積した積雪とフィルンおよび氷からなる巨大な雪氷の集隗で,重力のもとで数年以上にわたり流動しているのもの


万年雪(専門用語で多年性雪渓)
雪渓が1年中、しかも数年以上にわたって溶けないもの


雪渓
高山など標高の高い場所の谷や沢の積雪が溶けずに残った地帯


 単純に考えれば、温暖←雪渓―万年雪―氷河→寒冷といえます。

 「日本」にもかつては氷河がありました。「立山連峰」をはじめとする高山に氷河地形が残っているのが証拠です。そして近年の「日本」には存在せず、雪渓や万年雪(多年性雪渓)が確認される状況でした。「立山連峰」の雪渓はかなりの年月溶けず、その1つの「内蔵助谷」の雪渓の中からは、300年ほど前の落ち葉が発見され、数百年間も積もった雪が溶けきらないとされています。ちなみに、一時期「立山連邦」にある雪渓が氷河か否か?論争になったこともあります。本当にここ最近で上述の定義のとおりに氷の塊があり、それが短期間動いていることがわかったのです。現在観測している「立山連峰」の「御前沢雪渓」が氷河であると完全に認定するには、これから数年間氷の塊が流動し続けていることを確認する必要があるそうです。
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