「大鳴門橋」 その2 「渦の道」

 現在、「大鳴門橋」の道路部の下は、「渦の道」という名の渡り廊下が造られ、そこを歩いて下の海の様子を見ることができます。

 「鳴門海峡」は、海底の急激な地形変化、海が極端に狭まっているなどの要因で、海峡を挟む「播磨灘」と「紀伊水道」の間の潮時差がほぼ正反対で、潮位の差が大潮の最大時で1.5mもあることから、最大速度20kmという、強烈な海流ができています。10数km/hの潮流は、風速70mの風に匹敵するため、ここに橋を架けること自体、いかにとんでもないかが想像できます。そんな流れから生じるのが渦潮で、直径10数m、最大30mという、世界最大規模のものが見られます。

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 「渦の道」です。ここは、「大鳴門橋」の道路部下の、「四国新幹線」建設予定空間を利用して造られました。

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 大体、こんな渡り廊下が片道400mにわたり続きます。「四国新幹線」を通すスペースを造るために、橋脚にもあらかじめ穴が開いています。

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 これは川ではありません、海です。両海域の干満差により、これだけの流れができているのです。

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 この強烈な流れにより、気象学でいう、「カルマン渦」のようなものが発生し、渦潮が誕生します。

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 川の流れによくできる波紋みたいなものが至る所にできています。こういうところでなんやかんやな力がかかり、渦潮が生まれます。

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 「渦の道」には、ところどころ、透明な床があり、真下に海を眺めることができます。ただし、ここに渦潮はなかなかできないようです。本命はもっとおきだとか。

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 まあ、それでも微小な渦はできています。これが大きくなってあの渦潮になるのでしょう。

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 沖合には渦潮見学用に遊覧船などが航行しています。あの激しい中を航行するのは非常に大変なことでしょう。

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 一応、今回見られた最大のくっきりした渦がこちらです。
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