「大鳴門橋」 その3 「「四国新幹線」の準備構造」

 「大鳴門橋」には、「四国新幹線」を通す計画があり、現在もその構造がはっきりと残っています。
 「大鳴門橋」が計画・建設された30~40年前、全国に新幹線網を造る計画が上がり、「大阪」から「四国」を縦断して「大分」、「熊本」へ至る「四国・九州横断新幹線」の建設が計画されました。その一端となったのが「大鳴門橋」で、上は高速道路、下は新幹線の、「瀬戸大橋」と同じ道路・鉄道併用の2段構造として造られました。そして、「大鳴門橋」の下部には、今でも「四国新幹線」を通すためのスペースが確保され、その構造が明確に載っています。

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 「四国新幹線」のスペースは、現在「渦の道」として改装されている高速道路下の遊歩道から見ることができます。道路下のトラスは、複線分の新幹線を通すスペースが設けられています。建設費節減のために、橋を通せる列車は片側だけだそうです。

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 橋の中央部方向は、放物線形で盛り上がっています。このアングルでは、トラスが密になって見え、新幹線スペースがよりはっきりします。

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 上の2枚の写真は、「大鳴門橋」「四国」側の風景です。橋の橋脚にぽっかり穴が開いています。これも、新幹線を下に通すためのスペースです。橋脚を軽くしているわけではありません。

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 海側、
「大鳴門橋」本体側から陸地を眺めるとこうなります。手前の橋脚だけでなく、奥の、山とつながる橋台にも穴が開き、奥の山にトンネルを掘れる構造になっています。

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 橋台にあいた穴の拡大です。奥はよく見えませんが、橋台(厚さ10m以上?)をほとんど貫通しているでしょう。

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 前の写真の橋台と、山を介して反対側にある橋台にも、新幹線用の穴が開いています。新幹線は、ここから先(「九州」方面)は、高速道路と徐々に離れていくため、高速道路の軸と微妙にずれているのがわかります。

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 穴は、奥行10m前後で、一番奥は、コンクリートでふさがれていました。恐らくその向こうは地山でしょう。万が一「四国新幹線」を造る場合は、奥のコンクリート壁を撤去して、トンネルを掘削していくことでしょう。

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 「九州方面」の撮影。新幹線は、このまま高速道路から外れて、奥の橋脚の右側を通っていきます。
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