「都電荒川線」の66.7‰勾配

 普通の線路と車輪を用い、その摩擦だけを頼りに走る、粘着式鉄道、いわゆる普通の鉄道で、「日本」で2番目に急な勾配といえば、かつて「碓氷峠」をとおる「信越線」に採用され、今でも路面電車の最急勾配とされている66.7‰(tanθ=1/15)です。その勾配の1つが、「都電荒川線」の「飛鳥山」~「王子駅前」の間にあります。ここは、「東京都」内の普通鉄道で、最も急勾配な場所です。


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 66.7‰区間は、地図中央上側の、「音無橋交差点」~「JR線」の真下までの約200mにわたって続き、その高低差は約9mあります。ちょうどこのあたりは地形が変わる場所で、「荒川線」は「JR」の真下をくぐるために、路面電車の基準限界の、66.7‰勾配を採用しました。

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 「音無橋交差点」から、「王子駅前」側を見ます。ちょうど、坂の頂点からです。明らかに坂になっています。

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 少し進みます。「JR線」の高架橋(新幹線以外)とほぼ同じ高さからの撮影です。これだけの距離で、高架橋の真下まで潜っていきます。

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 カメラをほぼ水平にして、坂の断面を撮影。露骨に傾いているのがわかります。66.7‰は、tan値で1/15、角度で約3.7どもあります。写真に写っている「8800形」の全長が13mあるため、車両の前後では、約87cmもあります。

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 坂の中間付近から、上を見上げます。

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 車両に乗ると、このように見えます。

 この場所は、全国の急勾配区間の中で、最も行きやすく、見やすいところでしょう。ただし、人通りが多いので写真を撮るのがある意味面倒です。
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