5月旅行 3日目 ヱヴァンゲリヲンと日本刀展(「福井」)

やっと、ニアミスを繰り返していけなかった「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展(「福井」)」へ行ってきました。「中国地方」へ行き、その帰りに日本刀展へ行き、そのまま開通したての「北陸新幹線」へ乗って「関東」へ帰るというコースの一部に組み込みました。

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「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展(「福井」)」は、知っている人は良く知っているイベントですが、「日本」中の刀鍛冶によりヱヴァ仕様に造られた刀剣類を展示するという、日本刀とヱヴァのコラボです。しかし安易にイメージするコラボとは一線を画するものです。世の中にある展覧会の中でもガチで見に行くべきと断言できる展覧会です。


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 遠目では常設に日本刀の展覧会に見えますが、ここに並ぶものはすべて、ヱヴァ仕様で造られたものです。


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 ヱヴァンゲリヲンのフィギュアを使った、決闘ジオラマです。「碇指令」がいい味を出しています。


ここから、各作品を解説していきます。本来なら製作者の解説も交えて詳しく紹介したいところですが、量が多くなるので割愛します。これらの作品は、ヱヴァを人間サイズにしたときに合わせた大きさで造っています。
 
マゴロクソード
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 ヱヴァのスピンオフ作品である、「ヱヴァンゲリヲンANIMA」に登場した武器です。江戸時代の大業物である「孫六」からとって名付けました。


カウンターソード
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 刀身が55㎝もある、大型の脇差仕様です。制作者自身、ヱヴァ好きという理想コラボで造られています。

ビゼンオサフネ
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  この作品名は、現存する名刀の半数という、「日本」一の日本刀生産量を誇った「備前長船」からとっています。全長144.2㎝、刀長112.8㎝、刃の重さが1770gという巨大なものです。製作者いわく、4尺にできなかったのが心残りとか。

ビゼンオサフネ豆太刀
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 豆太刀とは、お雛様や五月人形につけられているようなミニ太刀です。小さい分、刃を造るのが難しいそうです。

弐号機仕様短刀(式波・プラグスーツ)
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 「アスカ」が乗る「弐号機」をイメージに作り上げた短刀です。特筆すべきは、刀身部分に「アスカ」の全身が透かし彫りされているところです。つまり、刀身を造った後緻密に彫り上げたもので、歴史上観音様を掘ることが稀にありましたが、アニメキャラでやるのは間違いなく初めてでしょう。

弐号機F型用ATF曲刀
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 「筑紫薙刀」と呼ばれる刀をもとに製作されました。室町・戦国時代に使われたものの、現存するものが少ない貴重な形です。
 
初号機使用脇差<序・破・急>
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 刀身部分に、「序」・「破」・「急」の文字が彫り込まれています。色は「初号機」をイメージしています。

零号機仕様脇差<龍と槍>
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 「綾波レイ」の乗る「零号機」をイメージした脇差です。新劇場版の色をしています。刀身には、龍とロンギヌスの槍が掘られています。


真希波・マリ・イラストリアスプラグスーツ仕様短刀
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 刀身を細くまっすぐにしています。これらのデザインは、日本刀職人だけでなく、現代デザイナーなどの案もふんだんに盛り込まれています。

セカンドインパクト短刀
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 セカンドインパンクとをイメージした短刀です。鎌倉時代の刃紋を表現することで、セカンドインパクトによる災害のうねりを表しています。さらに、ぜーれの紋様も刻まれています。

ヱヴァンゲリヲン初号機型兜
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 「破」のラストで覚醒した初号機を、鉄製の兜で表現しています。遠目は戦国時代の兜にも見えてしまいます。実はヱヴァはよく似ているんですね。

覚醒烈勢面
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 「破」のラストで覚醒した初号機を、赤銅1枚板で表現しています。昔のお面とエヴァが融合しています。

プログレッシブナイフ剣型(丸)
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プログレッシブナイフ剣型(角)
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 弐号機に使われているプログレッシブナイフです。日本刀には刃紋がでるため、このように両刃で造る場合は、刃紋が左右対称になるように研ぐのが大変で、研ぐ量も2倍になります。左右対称に見せる必要があるのは、表裏両方であるため、4回の研ぎ作業にすべて気を使います。

隕鉄から鍛えた脇差
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 隕鉄は、ロンギヌスの槍にも使用されたといわれ、ヱヴァの世界とつながっています。そういえば、セカンドインパクトも大質量の物体(隕石とか隕鉄?)の衝突とされていたので、これともつながりがありそうです。鋼がギラッとし、刃紋がぼやっとするのが特徴です。

手銛<プログレッシブナイフより>
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 手銛は「東大寺正倉院」に5振りだけ現存する古代の武器で、プログレッシブナイフ仕様にしました。この複雑な形から製作、特に研ぎ作業は難しいと予想されましたが、予想以上に簡単に研ぐことができ、当時の人たちの複雑なものを効率的に仕上げきる技術が立証されました。

渚カヲル仕様刀
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 全体的に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版のQ」のテーマである「希望は残っている」というテーマで、水面をイメージして作り上げました。

綾波レイ仕様太刀
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 「綾波レイ」をイメージして作った刀です。赤い宝玉はレイの赤目を表し、柄はセントラルドグマのリリスを示しています。

ヱヴァンゲリヲン刀子 零号機・初号機・弐号機・Mark.06・8号機仕様
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 刀子は、「正倉院」の時代にも実在していた身だしなみ用品としての小刀です。これらの刀子を、各ヱヴァンゲリヲン、パイロットスーツのデザインから作り上げています。

刀野薙(NATAYANAGI)
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 作品中にも登場していない、この展覧会のためだけに製作された日本刀と「ヱヴァンゲリヲン」を完全にコラボさせた作品です。

プログレッシブナイフ・ナイフ型
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 「シンジ」が「ミサト」の退避命令を無視して使途に切りかかったときに使ったナイフです。このジグザグした部分すべてに刃が造られていますが、研ぐのがかなり大変だったそうです。

ロンギヌスの槍
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 「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」を代表する、「ロンギヌスの槍」です。全長332㎝、総重量22.2㎏、複数種の金属を重ねたダマスカス鋼で木目のような地肌を出しました。この作品は、全日本刀匠会会長やその弟子たちという、日本刀会の最高峰の人々で造られました。ちなみに、制作で一番苦労したのは法律面で、武器ではなく美術品として作るのに試行錯誤があったそうです。
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