30‰上の駅

 「京都府」と「滋賀県」を結ぶ「京阪京津線」にある「大谷駅」は、30‰勾配区間にあり、「明智鉄道明智線」の「野志駅」と並び、普通鉄道としては「日本」で2番目に急勾配な駅です。ちなみに1番は「明智鉄道明智線」の「飯沼駅」の33‰です。

 「軌道建設規定」では、駅坑内の線路勾配は10‰以下にすることを義務づけています。このため、これらの駅は特別に認可されて造られました。

 「明智鉄道明智線」の「飯沼駅」(33‰)と「野志駅」(30‰)は、それぞれ平成3年(1991年)、平成6年(1994年)と本線開業の50年以上たってから造られましたが、これは急勾配上でも坂道発進ができる車両が導入されたためです。

 対し、「京津線」の「大谷駅」が開業したのは大正元年(1912年)と、かなりの昔です。もちろん当時の内務大臣の特別認可を受けています。

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 「大谷駅」の様子です。一見するとのどかなローカル駅で、景色にも突出した特徴はありません。

DSCN0646.jpg
 しかし、真横から見ると勾配が一目瞭然です。この写真は、本当に(自分の感で)水平にして撮りました。30‰は、道路でいう3%、角度でいう約1.7°と緩やかですが、鉄道にとっては驚異的な勾配です。

DSCN0647.jpg
 プラットホーム上の長いすも、水平にするために脚の長さを変えてあります。写真から脚と水平の長さ比を確認したところ、プラットホームの傾きは30‰だと確認できました。
椅子は水平で、長さ100と仮定→脚の長さ比はちょうど3=ホームは30‰勾配。

下から上り方向
DSCN0648.jpg

上から下り方向
DSCN0649.jpg
 勾配を意識して撮影すると、確かに坂道上の風景に見えてきます。

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 プラットホームの下に、33.3‰と40‰を示す勾配標記がありました。これは、この駅が実はこの勾配なのでしょうか?それとも駅の30‰勾配の両側は33.3‰、40‰で、駅はその勾配の間に位置し、少し緩やかになっているということでしょうか?
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