40‰上の駅

 「京都府」と「滋賀県」を結ぶ「京阪京津線」にある「大谷駅」は、30~40‰勾配区間にあり、普通鉄道としては「日本」で最急勾配な駅です。

 「軌道建設規定」では、駅坑内の線路勾配は10‰以下にすることを義務づけています。このため、これらの駅は特別に認可されて造られました。

 かつて「大谷駅」構内の勾配は30‰で国内で2番目の急勾配駅でしたが(当時1位は「明智鉄道明智線」の「飯沼駅」(33‰))、平成8年(1996年)のホーム移設でホームが40‰上(正確には30~40‰区間)に設置されたため「日本」一になりました。

 「大谷駅」が開業したのは大正元年(1912年)と、かなりの昔です。もちろん当時の内務大臣の特別認可を受けています。

DSCN0657_20160827014024180.jpg
 「大谷駅」の様子です。一見するとのどかなローカル駅で、景色にも突出した特徴はありません。

DSCN0646.jpg
 しかし、真横から見ると勾配が一目瞭然です。この写真は、本当に(自分の感で)水平にして撮りました。40‰は、道路でいう4%、角度でいう約2.3°と緩やかですが、鉄道にとっては驚異的な勾配です。

DSCN0647.jpg
 プラットホーム上の長いすも、水平にするために脚の長さを変えてあります。写真から脚と水平の長さ比を確認したところ、プラットホームの傾きは30‰だと確認できました。40‰区間はすこしずれているのでしょうか?
椅子は水平で、長さ100と仮定→脚の長さ比はちょうど3=ホームは30‰勾配。

下から上り方向
DSCN0648.jpg

上から下り方向
DSCN0649.jpg
 勾配を意識して撮影すると、確かに坂道上の風景に見えてきます。

DSCN0656_201608270140216fd.jpg
DSCN0655_20160827014020de2.jpg
 プラットホームの下に、33.3‰と40‰を示す勾配標記がありました。つまり、勾配の変化点上に駅があります。
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

太郎の部屋

Author:太郎の部屋
太郎の部屋にようこそ!

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
部屋に来た人
地域別訪問者数

ジオターゲティング
月別アーカイブ
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
バロメーター
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム