「ニューヨーク」の地下鉄には地下複々線が多い
大都会の地下を走る地下鉄は、そのほとんどが複線です。
とくに「東京」や「大阪」などの地下鉄路線が多い場所、地方大都市の地下鉄路線分岐点ではごく一部が複々線となっているのが普通です。
それは、地上のように複々線や3複線以上の設備を地下に入れるのは莫大な手間がかかり、既存の地下構造物を避けづらくなるためで、「日本」のみならず世界中の大都市の地下鉄が複線(もしくは単線)主体です。
そんな中で異彩を放っているのが「ニューヨーク」の地下鉄です。
「ニューヨーク」の地下鉄は、特に中心部の「マンハッタン島」を通る路線はその大部分が複々線以上となっています。

Wikipediaに載っていた「ニューヨーク」の地下鉄路線図です。
この図では、各路線の線路数を色分けしています。右側の図は、地下部分のみを抜粋したものです。(図中の番号は、以下の拡大配線図です)
図を見ると、赤色線で示す複々線区間が「マンハッタン島」内部では多くを占めているのがわかります。
おまけに、「マンハッタン島」ではほとんどが地下区間です。
さらには、3複線、4複線区間もごく一部に見られます。
「ニューヨーク」の地下鉄配線図(地下部のみ抜粋)
(http://www.nycsubway.org/wiki/New_York_City_Subway_Track_Mapsより)
英語サイト(上述参照)ですが、「ニューヨーク」の地下鉄の全線配線図を挙げたサイトから、詳細な配線を見ることができます。
①「マンハッタン島」南側

②「マンハッタン島」北側

③「ブルックリン区」

④「クイーンズ区」

細かい説明は次回に回すので略します。これ全部、地下の配線図です。
「東京」の地下鉄でいう、「銀座線」と「半蔵門線」の「赤坂見附・永田町」~「表参道」、「有楽町線」と「副都心線」と「西部」が合流する「小竹向原」などの、カオス配線が「ニューヨーク」の地下鉄ではそこら中にあるということです。
複々線や3線が多いのは、急行運転をするため
「ニューヨーク」の地下鉄で複々線が多いのは、急行運転をするためです。「日本」で例えれば「京阪」や「中央本線」の複々線区間のようで、鈍行列車と速達列車を線路別にしています。配線図でいう中央に近いところを急行が走行します。
3線区間では、ラッシュ時に利用者の多い方向へ急行が運転されています。
無論、それだけ運転本数を増やす必要からも、複々線を採用しています。
とくに「東京」や「大阪」などの地下鉄路線が多い場所、地方大都市の地下鉄路線分岐点ではごく一部が複々線となっているのが普通です。
それは、地上のように複々線や3複線以上の設備を地下に入れるのは莫大な手間がかかり、既存の地下構造物を避けづらくなるためで、「日本」のみならず世界中の大都市の地下鉄が複線(もしくは単線)主体です。
そんな中で異彩を放っているのが「ニューヨーク」の地下鉄です。
「ニューヨーク」の地下鉄は、特に中心部の「マンハッタン島」を通る路線はその大部分が複々線以上となっています。

Wikipediaに載っていた「ニューヨーク」の地下鉄路線図です。
この図では、各路線の線路数を色分けしています。右側の図は、地下部分のみを抜粋したものです。(図中の番号は、以下の拡大配線図です)
図を見ると、赤色線で示す複々線区間が「マンハッタン島」内部では多くを占めているのがわかります。
おまけに、「マンハッタン島」ではほとんどが地下区間です。
さらには、3複線、4複線区間もごく一部に見られます。
「ニューヨーク」の地下鉄配線図(地下部のみ抜粋)
(http://www.nycsubway.org/wiki/New_York_City_Subway_Track_Mapsより)
英語サイト(上述参照)ですが、「ニューヨーク」の地下鉄の全線配線図を挙げたサイトから、詳細な配線を見ることができます。
①「マンハッタン島」南側

②「マンハッタン島」北側

③「ブルックリン区」

④「クイーンズ区」

細かい説明は次回に回すので略します。これ全部、地下の配線図です。
「東京」の地下鉄でいう、「銀座線」と「半蔵門線」の「赤坂見附・永田町」~「表参道」、「有楽町線」と「副都心線」と「西部」が合流する「小竹向原」などの、カオス配線が「ニューヨーク」の地下鉄ではそこら中にあるということです。
複々線や3線が多いのは、急行運転をするため
「ニューヨーク」の地下鉄で複々線が多いのは、急行運転をするためです。「日本」で例えれば「京阪」や「中央本線」の複々線区間のようで、鈍行列車と速達列車を線路別にしています。配線図でいう中央に近いところを急行が走行します。
3線区間では、ラッシュ時に利用者の多い方向へ急行が運転されています。
無論、それだけ運転本数を増やす必要からも、複々線を採用しています。
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この記事へのコメント
>railway さん
ご訪問ありがとうございます。ネット上で見たのはこの配線図のみですが、実際の地下トンネルも見てみたくなりました。これらの大規模でカオスな配線は「日本」の比ではありませんね。
続編は、自分なりに目についたジャンクション的なものをひたすらアップしてみました。
ご訪問ありがとうございます。ネット上で見たのはこの配線図のみですが、実際の地下トンネルも見てみたくなりました。これらの大規模でカオスな配線は「日本」の比ではありませんね。
続編は、自分なりに目についたジャンクション的なものをひたすらアップしてみました。
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URL :
NYの地下鉄 - railway - 2016年12月16日 09:24:23
NY交通局の地下鉄のほかに、ハドソン川の川底を渡って対岸のニュージャージ州ホボーケンまで行く地下鉄<PATHと呼ばれてた?>もありました。車掌室がなかったのでかつての銀座線のように車掌が客室に乗務しており、ホームごとに左右に移動して車掌スイッチを操作していました。
続編期待いたしております。