「鹿児島」の路面電車

 「鹿児島」市内には、2系統の路面電車が市内を南北に、かつ東西に分かれながら縦断しています。この「鹿児島市電」は、いくつもある「日本」の路面電車の中でも以下の特徴があります。

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写真は平成13年(2001年)~登場した「1000形電車」です。前世代の車両と比べて客車が長くなっているため定員数が多くなっています。

① ダイヤがかなり過密
1系統・2系統の重複区間は1時間に片道最大23本(2分36秒に1本)


 「鹿児島市電」は1系統、2系統両方とも日中でも1時間あたり片道10本(6分毎)前後もの便が運航されます。そのため、自分の乗る車両のすぐ前後に別の車両が近づくことなどザラです。しかも、「鹿児島市電」自体が市街地のそこそこ中心周囲をカバーする配置になっているため、気軽に待たずにシンプルに乗れるのが特徴です。

1系統・2系統重複区間(「天文館通」~「鹿児島駅前」)
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 すぐ後ろに別の便が迫っています。

「鹿児島駅前」

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左真ん中は「9500形」、右は「2100形」です。
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 「鹿児島駅前」は2面3線構造の楔形ホームターミナル駅ですが、3線すべてに車両が停まることはしょっちゅうです。

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 ホーム全てが埋まっているため、後から来る車両が順番待ちをすることもあります。手前の車両は平成14~17年(2002~2005年)に登場した「7000形」です。「鹿児島」は、「富山」よりいち早く連結型列車がデビューしています。

「谷山停留所」
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 「鹿児島市電」南端のターミナル駅です。市電は南側半分が専用軌道となっています。結構静かな雰囲気ですが、ラッシュ時は利用者が多くここも5~6分毎に運行されています。

「郡元」の三角線
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 「鹿児島市電」は市街中心で系統が2つに分かれて南北両端で合流するため、各合流地点に三角線が設けられています。そのうち、南側の「郡元」の三角線は歩道橋の上からよく眺められます。

② とことん緑化

 「鹿児島市電」では、平成16年(2004年)より軌道に芝生が設けられました。これは景観向上、ヒートアイランド対策、「桜島」の火山灰対策などで事業されましたが、特筆すべきは緑化をとことんやっているということです。
 ほかの都市でも見られる路面電車の芝生は、一部だけの場合が多いですが、「鹿児島市電」は全区間の半数以上の7km(13.1㎞中)。芝生区間は市街中心区間に集中するため、都心部ではほとんどが緑化されています。

 その効果は抜群で、騒音が数デシベル減少したり、中央分離帯の気温が最大24℃も減ったそうです。

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 併用軌道である都心部は、とことん緑化されています。車が通る場所以外はほとんどが芝生です。

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 「鹿児島駅前」付近のシーサスポイントも、ポイントの細かい区画のなかにまで芝生が造成されています。
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