栃木県那須塩原市の市名の語源は新幹線の駅名である

 栃木県の北側には、「那須塩原市」という人口約11万6千人の町があります。この町には東北新幹線と東北本線がとおり、「那須塩原駅」という新幹線と在来線の駅もあります。新幹線をはじめとする鉄道の駅名は、大半は設置した場所の地名(特に市町村名)から引用されますが、逆に「那須塩原市」は「那須塩原駅」から名づけられました。

那須塩原市 - コピー
 上の図は那須塩原駅の位置を示します。黒磯駅と西那須野駅の間に位置し、新幹線が開通する前は「東那須野」という名前でした。昭和57年(1982年)に東北新幹線が開通し、新幹線の駅ができたときに「那須塩原」へ改名したのです。

 「那須塩原市」は、平成17年(2005年)1月1日に、「黒磯市」、「西那須野町」、「塩原町」が合併して誕生した、新しい街です。東北新幹線が開通し、この地に「那須塩原駅」が誕生した当時は「那須塩原市」という町はありませんでした。駅は「旧黒磯市」の南端に相当しました。3つの町が合併して新しい市名を決める際に、町の玄関口である新幹線の駅、「那須塩原駅」の名前を新市名にあてはめることにしたのです。

 このように新幹線の駅名が町の名前になった珍しい例ですが、「那須塩原市」が誕生する20年以上前、ここにおける新幹線の駅名を決めていた時は、駅名をめぐって地元がドンパチを起こしていました。それについては次回紹介します。
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この記事へのコメント

- ヒバリ - 2009年05月03日 22:21:58

新幹線の駅名が市の名前になるとかすごいなあ。
今は休暇で広島にいるけど携帯だと文字打つスピードが遅くてイライラするぜ。

- 太郎 - 2009年05月03日 23:49:23

>ヒバリさん
 わざわざ携帯電話からのコメント、お疲れさまです、そしてありがとう。こちらはGWを利用して家の掃除をやってるよ。
駅名が地名になったほかの例で山手線の「恵比寿駅」があるけど(恵比寿ビールの工場が近くにあり、製品を出荷する際に恵比寿停車場(現在の恵比寿駅)を利用していた)、新幹線の駅名が市名になる例は、日本でここだけです、それもつい最近。


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