不況と就職活動

 去年の株の暴落、サブプライムの破綻により、そのしわ寄せが日本経済にも押し寄せました。てな訳で、その波で内定切りや派遣社員の待遇などの問題がどこまで相関しているかどうかよくわからない状態で取り上げられ、マスコミが不安を煽りまくり、就職活動にもかなりの影響が出ています。

 有効求人倍率は去年が2.4倍だったのに対し、今年度は1.6倍に下がっていると聞き、説明会に訪れた際も様々な会社の人事の方に、「今年は去年よりも学生の動きが早いね~」と散々言われました。学校や家族・親戚の方々にも「今年は大変だね」というお言葉を何度頂いたことでしょう。どうやら世間では就職活動がヤバいという認識がかなり出来上がっているようです。流石、マスコミの煽りと煽られる大衆が見事にシンクロしている国であります。そんなこんなですっかり話題の的的なものになっている1人である「太郎」でございます。

 実際には募集人数を減らしている企業、今年度の採用を見送った企業などはあります。僕も合同企業説明会に出展しておきながら1月に採用見送りを実地した企業を見かけました。そしてこれもマスコミの扇動ですが、安定性の高いと評判のJRへの応募者が格段に増えていました(僕のような人種にとってはある意味迷惑でもあるなあ)。

 まあ、こんな話題はとってもべたなので、当事者として今年度の状況をポジティブに語りましょう。ここで思うのは周り(マスコミとか)が騒いでいるほど今年は就職活動がヤバい訳でもないということです。確かに有効求人倍率は下がっていますが、バブルが崩壊したときの0.9倍台と比べればかなりマシです(今後2~3年は油断ならないものの)。また、バブルの崩壊で企業側が当時の新卒採用を見送った行為が、年齢ピラミッドの不安定化、仕事内容や技術の伝達停止、人員構成の崩壊を招きました。この教訓が、まだ熱さがのど元を過ぎていない時期であるとも言え、不況でもある程度の応募をする企業は多いそうです。特に中小企業にとっては様々な人材を採掘するチャンスであります。毎度のことながらマスコミの報道と扇動された連中の意見だけを聞けば大部分の会社がヤバいとも誤解してしまいますが、それでも元気な企業は元気であります。学生側の心情からすれば、好景気の時よりも危機感を持っていられるため、その分士気も上がるでしょう。さらに、学業と就職活動のバランスについてです。就職活動を続けていると、「そろそろ学校に戻らないといけないんじゃね?」とか、「何か先生方が『早く就職活動を終わらせろよ』とオーラで語っているのではないか?」という不安が生じて心が揺れることがあります。しかし、世間一般では今年の就職活動は厳しいと噂されています。その分学校のほうも「今年は就職活動が長引いても仕方ないな」と思っているのではないか?という仄かな期待があります。これらを旨く利用して、就職活動を続けていければいいでしょう。
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