ほくほく線のトンネル内の信号所と美佐島駅を「はくたか」が通過すると、霧が発生する

 今回紹介するのは、前回の記事のおまけです。前の記事で、「はくたか」がトンネルに突入してトンネル内を高速で走行することにより、トンネル内に突風が吹き荒れることについて紹介しました。実は「はくたか」が起こすものは強風だけではありません。トンネル内に霧を発生させてしまいます。霧が発生する場所はトンネル内にある信号所と前回紹介した「美佐島駅」です。

 ほくほく線内にはダイヤを構成する都合から、駅構内の信号所のほかに、3つのトンネル内信号所があります(駅じゃないところにあります)。「ほくほく大島」~「まつだい」間の鍋立山トンネル内の「儀名信号所」、「まつだい」~「十日町」間の薬師峠トンネル内の「薬師峠信号所」、「しんざ」~「魚沼丘陵」間の赤倉トンネル内の「赤倉信号所」です。多くの「はくたか」はそこで停まらずに通過しますが、注意していれば窓から見える景色と音の変化でわかります。運転席から眺めたければ、普通列車に乗るか、PS2の「電車でGO!! 2」をプレイしてください(ただし霧の発生は見られません)。

赤倉トンネル - コピー
 上の図は、途中に信号所のあるトンネルの断面です。トンネルの大部分は単線ですが、列車同士の擦れ違いをするために複線になる信号所はその分トンネルの断面積が広がります。単線区間では「はくたか」の推進力で押され、その勢いで圧縮されて突風として流れた空気が断面積の大きい信号所に差し掛かった時に圧縮から解放されて膨張します。中学校?の理科の授業でもやりましたが、空気が急激に膨張すると気温が下がります。気温が下がると空気の飽和水蒸気量が低下し、空気中に水滴、すなわち霧(雲)ができます。この原理でトンネル内に霧が発生します。「美佐島駅」もプラットホームが設置されている分トンネルの断面積が大きくなり、霧が発生する環境になっています。前回の記事で載せた動画の3:28~3:31あたり(「はくたか」通過後)にその霧が見られますよ。 この現象が発生するには、トンネルの断面積が急に大きくなること、列車が高速(150km/h以上?)でそこを通過することが条件となります。ほくほく線を通る「はくたか」は、見事にその条件に一致しているため、霧が発生するのです。
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