新幹線の列車名 その1 東海道新幹線(「こだま」、「ひかり」、「のぞみ」)

 東海道新幹線が開通する少し前のこと、新幹線の列車名の公募が行われました。夢の超特急が走るという希望や、抽選で賞金がもらえることから、18日で55万通もの応募が日本国内や、韓国、インドなどからも届きました。送られた候補名は、780種にも及びました。以下にそ投票順位を1~10位まで、および「のぞみ」登場時に挙げられたほかの列車名の候補を挙げます。()内は、同じ名前が列車(+その他)に使われた例を示します。

東海道新幹線開業時の列車名の候補
1位:ひかり・19845票 (かつては、朝鮮鉄道・南満州鉄道急行、九州急行・準急で活躍)
2位:はやぶさ (平成21年3月14日まで寝台特急として活躍)
3位:いなづま
 (鉄道ではないが、日本海軍の駆逐艦、海上自衛隊の護衛艦として活躍)
4位:はやて
 平成14年12月1日より、東北新幹線の列車として活躍
5位:富士 (平成21年3月14日まで寝台特急として活躍)
6位:流星
7位:あかつき (平成20年3月15日まで寝台特急として活躍。その後はときどき、復活運転をしている)
8位:さくら (平成17年までは寝台特急として活躍、その後、1度は復活運転をした。平成23年に開業する九州新幹線の列車名として再登場予定
9位:日本
10位:こだま・8215票 東海道新幹線開業前日(昭和39年9月30日)まで、東海道本線の特急列車として活躍


 このように、「ひかり」は1位で「こだま」は10位でした。1位の「ひかり」はわかりやすさと光の早さをアピールするのにふさわしい列車名として採用されました。「こだま」は当時活躍していた東海道本線の特急「こだま」から親しみがあること、光(「ひかり」)と音(「こだま」)の組み合わせ(←どちらも速い)がよいことから、速達列車は「ひかり」、各駅停車は「こだま」になりました。

 ほかにも、ユニークというかお遊び的な候補名として、「マッハ」(←なんか速そう)、「ケネディ」(東海道新幹線開業前年に暗殺されたアメリカの大統領から)、「十河」(東海道新幹線建設を推進した神的人物の苗字から)などの案も送られました。


 次に、平成4年に登場した「のぞみ」について触れます。「のぞみ」登場時も、「のぞみ」以外の候補が挙げられました。以下に載せます。

新型列車の列車名を決める際に挙げられた候補(「のぞみ」以外)
あすか (かつて近畿日本鉄道や国鉄で活躍。昭和62年以降はJR西日本のお座敷列車として活躍)
きぼう
きらら

すばる (かつては、国鉄の夜行列車として活躍)
たいよう
つばめ
 (
かつては、東京~九州の間の特急列車として活躍。近年は鹿児島線の特急列車として運用、平成16年3月13日の九州新幹線の開業にと伴い、九州新幹線の列車名にも使用
にっぽん
コスモ
ペガサス
 (鉄道ではないが、日本の高速バスにこういう名前の便がある)

エース (直接名ではないが、近鉄の特急型車両が「エースカー」と呼ばれている)

 こちらの方は、公募と若干異なり、好感度調査で候補を絞ってから有識者とJR東海が最終的に「のぞみ」と決めました。人の望みは光より速いという思いからも決定が推進されたそうです。
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