三重からの帰還

 お盆のころから研究の野外調査で、三重県のある山間部にひきこもっていたのだけれど、昨日の夜中にやっと富山に生還しましたぜ。本来は3週間で終えて9月1日に帰るのを理想ですが、そういう“妄想”がうまくいく試しなどほとんどなく、台風による出発の遅れや、現地でのグダグダ調査により期間は4週間に膨れ、昨日やっと調査を終えて、というよりも諦めて帰ってきましたとさ。こんなもんですよ、調査というのは。出来具合については今は振り向いてはイケナイ…。

 幸い今年は、3日しか雨が降らなかったという気候に恵まれて雨の脅威をほとんど感じず(ただし、その分川の水位が下がって観察対象の岩が余計に露出しやがったが ←要するに手間が増えるということで)、さらに宿の人が自転車を貸してくれて、去年よりかなりよい条件になりました。

 とはいっても毎回のお約束事で、観察すべき岩石(露頭や地層という)はいくら見ても訳がわからんし、これ以上見つけたくない時に大量の露頭が出たり、珍しい=詳しく観察するべき岩石が出たりでマイペース配分がすぐに崩されるし、身の破滅を防ぐために無線LANを持ちこまなかったためネット環境から遠ざけられるしと、山に行くのは遊ぶときにするのが一番いいですね。

 さらに、今回は自分から2m以内の所(特に足下)に合計6回マムシが出没(そのうち1回は2匹同時)したり、2,3匹のスズメバチに1時間近くまとわりつかれるという、今思えば結構ヤバいこともありました。特に、マムシより怖いといわれるスズメバチは、岩場や木の穴に巣をつくることが多いうえに音に敏感なので、自分みたいに岩石をガンガンたたいていく調査は、やっちゃまずいんですな。この調査自体が、学校で配布された安全マニュアルにある意味反するではありませんか。

 そして妙に元気になるのは、調査すべき露頭があまり無い尾根を、時々落ちている石ころの種類を確認しながらスイスイ縦走することと、その日の調査を終え(言いかえれば、「もう知らん、どうにでもなれだ」的な感じで)宿へ向けて自転車を走らせることでありました。そんなこんなでも基本、自然の中で体を動かすのはいいものですからな。

 1人で行ったということである程度はマイペースで作業を進められたけど、現地に滞在していた27日のうち休んだのは2日(現地入り → 次の日から7日連続調査 → 1日休む → 6日連続調査 → 1日休む → 12日連続調査 → 次の日に富山に帰る)という、勤務日数だけをみたらブラック企業の基準ぽくなりました。後から冷静になると、もう少し休みを増やしたほうが調査に出かける日はより元気で濃密に動けそうですが、いい天気が続くため、いざなわれました。おかげでHPとMPが著しく低下したから、今週末は自主3連休で主に片づけをしつつ家で英気を養います。今週が5連休だったら一番割に合うんですけどね。
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