「飛騨トンネル」は、本来は「天生トンネル」と呼ばれるはずだった

 「飛騨トンネル」と言えば、日本国内の道路トンネルで「関越トンネル」に次いで2番目に長いトンネルです。名前も知名度の高い飛騨地方からとってあり、あたかも最初からこの名前で呼ばれていたように見えます。しかし、トンネル建設の計画を立て工事を発注した段階では「天生(あもう)トンネル」と呼ばれていました。これは、トンネルの近くにある、天生峠から由来します。トンネル掘削を行う2つの機械(TBM)も、それぞれ「天生太郎」、「夢天生2000」よ呼ばれたくらいです。発注した後にトンネルの名前を変えることは普通ありません(ていうか前代未聞)。

 これは些細な会話がきっかけでした。工事の開始式に参列したうちの2人の議員が、会話の中で「天生(あもう)トンネル」を間違えて「安房(あぼう)トンネル」と言いました。「安房トンネル」は、高山と松本を結ぶ国道沿いにある長大トンネルで、「天生トンネル」と比較的近い場所にあります。また、こちらのトンネルも知名度は高いです。2人の会話を近くでたまたま聞いた当時の岐阜県知事(同じく参列)が、「「天生」と「安房」は発音が似ているうえに両トンネルが互いに近くに位置するから、混乱する恐れがある」と考え、日本道路公団に名称変更を申し入れました。公団側も「天生」という名前の意義を主張しましたが、結局「飛騨トンネル」に名称変更をしました。
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