来月に環状化されます

路面電車:環状運転、富山市中心部で12月から開始 /富山

 ◇まちづくりのモデルケースに
 富山市で12月、市内電車(路面電車)の環状運転が始まる。電車の愛称は今月、公募で「セントラム」に決まった。市が進める「コンパクトなまちづくり」の一環で、中心市街地の利便性を高めるのが狙いだ。環境に優しい路面電車は世界的に再評価されている。富山の試みは、成功すれば新時代のまちづくりのモデルケースとなる。

 ◆環状線は10分おき
 「市内電車」として親しまれている南富山駅前-大学前間(6・4キロ)の路面電車。このうち丸の内電停と西町電停の間約940メートルをつなぎ、県庁や市役所、総曲輪などが集まるエリアを線路で囲むのが環状化計画だ。

 開業後も既存の市内電車はこれまでと同じように南富山駅前-大学前で運行。その合間に環状運転専用の「セントラム」を走らせる。延伸区間は単線のため、セントラムは逆時計回りの「一方通行」。富山駅↓丸の内↓西町↓富山駅の順で回り、日中は約10分おきに運行。延伸区間には三つの電停が新設される。

 総事業費は約30億円。うち8億円が新車両の購入費で、残りは線路や架線の工事費。全体の3分の1以上は国が補助する。

 ◆「上下分離」で建設
 市内電車は正式には「富山地方鉄道富山市内軌道線」という私鉄だ。それなのに市が建設を進めているのは、建設にあたり「上下分離方式」を採用したからだ。

 路線の建設と車両購入は市が引き受け、開業後も鉄道施設は市が保有し、維持管理をする。富山地鉄は市から線路と車両を借りて運行し、営業収入から使用料を支払う。この方式なら鉄道会社の投資が大幅に減り、迅速に新しい路線を開業できる。

 本来、路面電車は施設保有者と運行主体が同じでなければならなかった。しかし国は07年、地域公共交通の再生を目指し、路面電車の上下分離を認める「軌道運送高度化事業」を開始。翌年、富山市の環状化計画が第1号の事業に認定された。

 ◆利便性で乗客増期待
 現在、市内電車の利用者は1日当たり1万人弱。市は「環状運転が始まれば、利用者は1割程度増える」と見込む。北陸新幹線開業でJR富山駅が高架化された後は、駅北側に発着する富山ライトレールと線路を接続し、相互に乗り入れる計画もある。市路面電車推進室は「路線網が広がれば利便性が高まり、利用者は更に増える」と期待を寄せる。

 しかし市内電車の利用者は、90年には同1万8000人だった。約20年で半分近く減った計算になる。利用者をV字回復させるには、車に依存する私たちの生活スタイルを見直す必要もある。【小林祥晃】

http://mainichi.jp/area/toyama/news/20091023ddlk16040695000c.html

 意外に早く開業するのに驚きました。昨日のニュースでは、新車両を南富山の車庫に搬入していると報じられました。というわけで、次の記事にて今月初めにおける環状線の工事進捗状況を報告します。
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