富士山の山頂付近には県境が無い

 富士山は静岡県と山梨県の2県にまたがってそびえ立ち、両県が富士山を半々に管轄している状態です。しかし、富士山の山頂付近には両県の県境がありません。

富士山の県境
 こちらは、富士山を含めた地図です。県境を黒色、市町村境を青色で示しています。山頂~その東側のおおよそ5kmにわたり、県境がありません。よく見たら、東側の篭坂峠でも県境が消えいています。しかし、市町村境はくっきり分けられています。これはどういうことだ?山頂付近には両県合わせて6つの市町村がひしめき合い、日本最高地点の剣ヶ峰(3776m)(赤円の部分)は静岡県富士宮市に入っているように見えます。しかし、県境が不確定なので最高地点がどちらのものかは結局のところ不確定です。山頂付近は、富士山信仰の代表的存在である、富士山本宮浅間神社の土地(境内)になっています。しかし、両県境が引かれていないため、正式な土地登記は現在も行われていません。

 まあ、境を引こうとすれば色々もめ事になりそうなのは明白なので、今に至っても不確定が続いているのでしょう。それに比べれば、富山県内にある立山連峰は実に丸く収まっているといえるでしょう。

 また、山梨県の方々も同じ趣旨を持っていたかもしれませんが、静岡県の人の多くが子供のころは、「富士山は静岡県のものだ」と無意識に思っていたようです。自分も小学校低学年までそう思っていました。両県が半々に管轄していることを知るのは、おおよそが社会の授業を受けてからでしょう。
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