替え歌、「『のぞみ号』が停まらない」

 久しぶりに替え歌を造りました。一昨日寝付けない時にふとネタを思いついて即興で造り、載せたい単語を詰めて載せたので起承転結があやふやだけど、気にしない気にしない。

 曲名は「『のぞみ号』が停まらない」で、元歌は「エアーマンが倒せない」です。この歌では、「東海道新幹線」の「静岡県」内の駅に「のぞみ号」が停まらない現状を、(一部の?)「静岡県人」の主観的立場から野望やエゴを大いに交えて語っています。多少誇張表現はある、といいつつ実話が結構多いです。せっかくなので、「東海道本線」の現状をちょこっと入れておきました。

 (一部の?)「静岡県人」の「のぞみ」に対する執着は、なんだか「リニア中央新幹線」の「諏訪」迂回を主張している「長野県人」とそう変わらないような気がしてきました。

「のぞみ号」が停まらない

気がついたら「のぞみ」が増やされている そしていつも素通りされている
あきらめずに「のぞみ」停車を要望するけど いつもスルーされるよ
「岡山駅」には常に「のぞみ号」が全て停まるけど
何年たっても何年たっても「静岡」には停まらないよ
「ひかり」はいつも所要時間が縮まらない
「ひかり」の半分停めているけど本数自体が少ない
新型車両で運転するけど追いこされるから意味がない
だから次は絶対停めるため 県は政令指定を理由に訴える

気がついたら「のぞみ」の停車駅が増えてる しかし「静岡」無視されている
あきらめずに「JR東海」に文句を言うけど いつもスルーされるよ
駅の名前を変えたら「のぞみ号」を停めてくれたけど
何年たっても何年たっても「静岡」には停まらないよ
在来線に快速なかなか増えない
特急「東海」廃止にされてますます活気が薄れる
「山陽新幹線」比較に挙げても「(JR)東海」相手じゃ意味がない
だから次は絶対停めるため 県は石川さんを最後までとっておく

運転本数減らせば 楽に「のぞみ」が停車できるけど
何年たっても何年たっても大都市優先が続く
リニア開通まだまだ先のお話
「静岡軽視!」とごねてみるけどダイヤを理由に拒否られ
「静岡空港」でアピールをしても駅ができなけりゃ意味がない
だから次は絶対停めるため 県は通過料を毎年獲っておく



 以下に歌詞の解説をしておきます。

「のぞみ」が増やされている
 平成15年(2003年)10月1日のダイヤ改正で列車種に大幅な変化が起きた。改正前は、片道1時間当たり「のぞみ」3本、「ひかり」6本、「こだま」2本の構成であったが、改正後は「のぞみ」7本、「ひかり」2本、「こだま」3本に変化した。「ひかり」卓越から「のぞみ」卓越へ変化した。しかし、「静岡県」内の駅に停まる「のぞみ」は1本もない。

「岡山駅」
 「山陽新幹線」が「博多」まで延長されるまでの3年間はターミナルだった駅。現在も全ての「のぞみ」が停車する。「岡山市」と「静岡市」の現在の人口は、両者とも約70万人と、ほぼ同じである。「静岡県人」には「人口が同じなのに不公平だ!」と叫びたくなるだろう。しかし、「山陽新幹線」は「東海道新幹線」とダイヤの方針が異なる点、「岡山」は四国方面への接続にも重要な拠点である点から、ダイヤで優遇されていると思われる。「新横浜」よりも先に、「北陸」方面への接続拠点となっている「米原」に「ひかり」が停車したのと境遇が似ているかも。

「ひかり」はいつも所要時間が縮まらない
 「東京」~「静岡」間の所要時間は、10年ほど前は両駅を通常59~60分だったが、現在は通常63~64分と、長くなった。最高速度や加速性能のよい車両が使われ始め、ATCのデジタル化によって列車同士の間隔調整がしやすくなったのにである。これは、「東海道新幹線」のダイヤが過密なためである。停車しているときにどんぴしゃで「のぞみ」に追い抜かれるよう所要時間を調整するため、一部の区間で速度を少し落とすので、余計に時間がかかっている。また、「新横浜」と「品川」に必ず停車するようになったことも少し影響する。過密ダイヤによる制約を受けずに最新のN700系の能力を思う存分発揮すれば、「新横浜」と「品川」に停車しても52~53分くらいで、「三島」か「熱海」の停車を加えても57~58分くらいで走破できるはず。なお、「静岡」~「新大阪」は停車のパターン(シフト)がまだ単純?なので、10年前と所要時間があまり変わらない。

本数自体が少ない
 現在「ひかり」は、1時間に片道2本しか走っていない。そのうち半分(1本)が、「静岡」と「浜松」を中心に「静岡県」内の駅にシフトを組んで停車する。残りの半分は「小田原」、「豊橋」、「岐阜羽島」、「米原」などに停車する。要するに、上述の各駅には多くても「ひかり」が1時間に1本しか停まっていないということ(朝夕ラッシュ時は、「ひかり」が増発される)。

新型車両で運転するけど追いこされるから意味がない
  「静岡県」内に停まる「ひかり」は現在、「静岡」と「浜松」で「のぞみ」の通過待ちをする。「静岡」では2本分待避するため6分、「浜松」では1本分待避するため3分ほど停車する。かつては「静岡」のみで待避を行っていたが、近年「浜松」でも行われるようになった。その分、全体の所要時間も延びる。このため、早い段階からこれらの「ひかり」には新型車両が使用され、270 km/h運転を始めた。新型車両の性能で延びた分を取り戻せるが、以前(100系などの車両の時代)と所要時間があまり変わらず、「のぞみ」との格差が縮まらないという皮肉な状態に。←マイナスにはなっていないが、プラスになっているとは強く言えない(特に「東京」~「名古屋」間)。新型車両が能力を発揮できるのは、朝夜でダイヤの制約が少ない時間帯である。

政令指定
 平成の大合併効果で「静岡市」と「浜松市」が政令指定都市になり上がった。それを「のぞみ」停車の動機付けにしたい人たちがいるが、「JR東海」からすれば「だから何?」。

「のぞみ」の停車駅が増えている
 近年、「のぞみ」の停車する駅が増えた。「東海道新幹線」内では「品川」、「新横浜」に全列車停車、「山陽新幹線」内では「新神戸」に全列車、「姫路」、「福山」、「徳山」、「新山口」に一部停車するようになった(「徳山」以外は1時間に1本停車)。停車駅の増加は「のぞみ」の運転本数が増えたことも一つの原因であるが、これらの駅は「静岡県」内と比べて明らかに新幹線の停車に恵まれているといえる。これだけを見れば、「静岡県」人にとって面白いはずがない。

駅の名前を変えたら
 山陽新幹線の「新山口」のことである。かつては「小郡」という駅名だったが平成15年(2003年)に「新山口」へ改称し、「山口県」全体の駅という認識・宣伝になった。同時に「のぞみ」が停車するようになった。一般人から見れば、駅名を変えたから「のぞみ」を停車させてくれたようにも感じてしまう。詳しくは、こちらの記事をどうぞ → (http://tarouroom.blog89.fc2.com/blog-entry-164.html)。

快速なかなか増えない
 現在の「静岡県」内を通る「東海道本線」には、快速がほとんど走らない。朝夕ラッシュ時に「ホームライナー」という快速が走るが、別料金を取られる。おかげで、「静岡県」人は普通列車の各駅停車という煩わしさをいつも体験しており、「名古屋」や関西圏の新快速にあこがれを抱いている。

特急「東海」廃止
 かつて、「東海道本線」の「静岡」~「東京」間にこの特急列車が走っていた。しかし、利用者低迷のために平成19年(2007年)3月18日に廃止となった。それなりに利用のしやすさがあったのに残念。みんな新幹線に乗りますからな。おかげで「東海道新幹線」のダイヤひっ迫の一因にもなっているが。

「山陽新幹線」
 同じ新幹線でも路線ごとによってダイヤの性格は大きく異なる。沿線の人々は、その性格に笑うこともあれば泣くこともある。そして静岡県人は「のぞみ」の件で泣いておる。特に「山陽新幹線」とついつい比較してしまう?

石川さん
 元「静岡県」知事で、本名は「石川嘉延」。知事だったときは「静岡県」の代表者として、積極的・能動的にJR東海に対して「のぞみ」の静岡県内の駅への停車を要望し続けた。可能な限り、「静岡」、もしくは静岡県内の1駅に「のぞみ」を停めることを望み、「今後も素通りを続けるなら、通過税を徴収する」と発言した。また、「「名古屋」や首都圏と比べてJR路線のサービス、ダイヤ、料金、車両の質などが見劣りする」という、静岡県人が思っていることをズバっと指摘した(まあ、地方都市の宿命と言えなくもないが)。

運転本数減らせば
 東海道新幹線のダイヤの間引きを行えば、「のぞみ」を「静岡県」内の駅に停車させる余裕が生まれる。しかし、そんなことをすれば、「東京」~「名古屋」~「新大阪」間を利用する(静岡を素通りする)人に、多大な悪影響が及ぶため今の状況では、それ無理。「リニア中央新幹線」に期待するしかない。

大都市優先
 「東海道新幹線」のダイヤは、明らかに大都市間の輸送を優先している。それは、時刻表を見ても一目瞭然。悪く言えば、「静岡県」への待遇は二の次である。「静岡県」も人口は多くて需要があるが、相対的に首都圏~関西圏の需要が大きすぎるのである。「山陽新幹線」は、まだその格差が適度に分散し、ダイヤに余裕があるため地方都市の駅にも「のぞみ」を停められる。

リニア開通
 「リニア中央新幹線」が開通するのは平成39年(2027年)の予定。開通すれば「東海道新幹線」のダイヤに余裕ができ、「静岡県」を優遇する運転が行われそうだが、まだまだ先のお話ですな。

「静岡空港」
 通称「富士山静岡空港」。かつての「石狩川」の蛇行のような紆余曲折を経て、今年の6月に開港した。空港直下には「東海道新幹線」のトンネルが交わり、「静岡県人」(の一部)はここに新駅を造る野望を抱いた。首都圏と「名古屋」、関西圏の中間的存在として、航空機と新幹線をコラボさせたネットワークを作ろうとしていたらしい(もしかしたら、空港駅への「のぞみ」停車も?)。しかし、金がかかる、今ではダイヤに悪影響が及ぶ、需要が極めて怪しい、などの理由で「JR東海」は「だが断る!」を貫いている。

通過料
 上述で記載したとおり、かつて「静岡県」知事であった石川さんは、「今後も『のぞみ』素通りを続けるなら、JR東海から通過料を徴収する」と言いました。噂では、本気で法的に徴収しようと考えたとか。
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この記事へのコメント

- - 2016年07月01日 11:10:42

だが断る 笑ってしまいました
静岡県民だけど のぞみの使命は東京大阪間を早くつなぐこと
その為に生まれた列車なのは解ります
解るんだけど… 
リニアだって大阪まで開通しないことには静岡優遇ダイヤなんて
組まれませんよねぇ  はぁ…先は長い

- 太郎 - 2016年07月10日 22:50:42


 確かにそうですね。せめて「ひかり」が1時間に2本停まれば便利なのですがね。

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