路面電車の線路は何故道路の真ん中を通っているのか?

 日本の路面電車の線路の大半は、道路の中央を走ります。これは、開通当時の交通事情と深くかかわっています。路面電車が開通した時代(大正や昭和初期とか)は、車がほとんどなく、道路にいたものは人、自転車、馬車でした。つまり、開通当時は路面電車が道路上で一番速い乗り物だったのです。道路交通の世界では、速い乗り物を中央に寄せる方が何かと都合がいいのです。これは、高速道路の追い越し車線が内側(路線の中央より)、走行車線や登坂車線が外側(路線の端より)にあるのと同じです。この法則にのっとり、路面電車の線路が中央に造られる例が圧倒的でした。

 時代は現在に移り、道路には車が多数を占めるようになりました。道路を走る車は、路面電車より圧倒的に速いものになりました(路面電車の道路上での最高速度は40 km/hと法律で決められているので)。また、交差点で右折する車と交錯することが多く、双方の渋滞の原因になっています。利用者も車をくぐりぬけて道路の中央に移動する手間がかかります(昔は車が無かったのでそんな手間がなかった)。今では道路の端に線路を通したほうがダイヤ的にも利用者にとっても都合がいいそうです。その時はバス停と重なる部分をどうにかする問題も浮上しそうですが。
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