青函トンネル その2 新幹線をつくるために長くされたトンネル

 青函トンネルの長さは53850mと、道路・鉄道トンネルでは世界一の長さを誇ります(スイスのゴッタルトベーストンネルができるまでは)。当初の計画では全長が約36.4kmで造られる予定でした。しかし、青函トンネルに新幹線を通すために現在の長さになりました。
青函トンネル
 こちらは、青函トンネルの断面です。右側が北海道、左側が青森で、青色線が実際に造られたトンネル、赤色線が最初の計画時のトンネルを大まかに示します。

 当初は普通の在来線が走れる20‰(tanθ=20/1000)の勾配で地上と最新部を通す予定でした。トンネルの通る海峡部分の幅は約23kmなので、この勾配なら36.4kmの長さのトンネルで本州と北海道をつなげられたのです。その後、北海道にも新幹線を通す計画が挙がり、新幹線の車両も青函トンネルを走らせることになりました。新幹線の車両は高速運転をする代賞として、急坂と急カーブに弱い性質を持ちます。新幹線の車両が300km/h超で運転できるようにトンネル内の勾配を12‰、最小曲線半径を6500mにゆるめた結果、現在の長さ(53850m)に延びました。長くなった理由は、上の断面図から一目瞭然で明らかです。この延長の影響で、イギリスとフランスを結ぶユーロトンネル(全長50450m)が開通しても道路・鉄道トンネル世界一の座を維持しています。

 青函トンネルと新幹線の関係についてはこちらでも触れていますので、参考にどうぞ(http://tarouroom.blog89.fc2.com/blog-entry-55.html)。
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この記事へのコメント

- 太郎 - 2010年03月05日 14:08:12

>ヒバリさん
 指摘ありがとう。やべえ、発表用のパワポの文字を間違えるくらいの単純ミスだなこりゃあ。
 青函トンネルも「山陽新幹線」の新関門トンネルも新幹線が難なく走れるようなゆるい勾配にしたからトンネルの真上が海である区間の長さが陸上である区間の長さよりも短いしなあ。

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http://worldnavigation.biz/ - 2010年02月17日 12:15

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