名称が「大江戸線」になったきっかけ

 東京には「都営大江戸線」という、日本で最長の地下鉄が走っています。この路線名を決める際に一般人から名前を公募し、担当者はその中から「東京環状線」を正式名称に、愛称を「ゆめもぐら」にしようとしました。そこに石原慎太郎東京都知事が物言いをつけました。彼が言うには、「実際に完全な環状運転をしていないのに「環状線」と呼ぶのはおかしい」とのことです。「大江戸線」は確かに東京の中心部を1周回っていますが、全体的に見ればテニスラケットの輪郭のような線形で、「山手線」や「大阪環状線」や「東都環状線」のように完全な輪っかではないのです。さらに、輪っかを回る運転も行っていません(実際は、テニスラケットの輪郭を一筆書きする、「6の字運転」を行っている)。知事の鶴の一声で見直しがなされ、有力候補の1つに挙がっていた「大江戸線」が採用されて現在に至りました。

 ちなみに、成田空港にJR線と京成線が乗り入れるようになったのも、当時運輸大臣であった石原慎太郎の鶴の一声によるものです。東京~成田空港を結ぶ「成田新幹線」の建設が中止になり、いくつかの代案が出されているものの中々実行に移されないのに業を煮やした彼が、JR線と京成線を乗り入れさせるよう求めました。その4年後に、両路線の成田空港乗り入れが実現しました。こういうのをみると、リーダー的存在の政治家の行動力はどういうものであるべきかが考えさせられます。
スポンサーサイト

この記事へのコメント

- ヒバリ - 2010年01月22日 23:46:28

「山手線」や「大阪環状線」や「東都環状線」
1つおかしなのが混じってるけど気にしないでおこう。

日本でリーダー的存在の政治家は独裁者だとかなんだか言われて、あまり大成しないのが問題かなぁ。

- 太郎の部屋 - 2010年01月23日 20:37:30

>ヒバリさん
 うん、気にしない気にしない。リーダーが少しでも出た杭になれば政策や日本に対する思い・考えを無視して、内容の善し悪しを見ずにたたく悪い文化が歯がゆいよなあ。政治家のほうも、批判があってもブレずに信念を貫き通せばみんなが付いてきてアンチが批判されることになるんだが。

トラックバック

URL :

プロフィール

太郎の部屋

Author:太郎の部屋
太郎の部屋にようこそ!

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
部屋に来た人
地域別訪問者数

ジオターゲティング
月別アーカイブ
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
バロメーター
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム