上越新幹線が今建設されたら?

 最近建設・開通している新幹線は、開通と同時にそれと並走するJR在来線が廃止、もしくは第三セクター化されています。これは特に沿線人口の少ない地域で行われます。ただでさえ沿線人口の少ない場所=鉄道利用者の少ない場所に新幹線を通したら新幹線開通後に利用者が分散(大半の場合は大半が新幹線に流れる)して両路線の負担がJRにとって重荷になるからです。利用者の多いところはそれを免れています。こうなった遠因ですが、これより前の新幹線(東海道・山陽・東北・上越新幹線)の建設で多額の資金を投資したことから、国鉄(JR)が財政難になったことが挙げられます。

 さて、「上越新幹線」ですが、相対的に沿線人口と利用者の少ない新幹線路線です。混雑気を除けば乗車率は低く、開通時よりも1編成あたりの車両の数を減らしたほどです。平行在来線である「JR上越線」の「高崎」以北も過疎化しています。特に、越後山脈越えの「水上」~「越後湯沢」は、普通列車が1日5往復しか走っておらず、途中駅は半無人駅と化しています。今のご時世に「上越新幹線」を建設したら、「上越線」の大半は第三セクター化されていたでしょう。この路線がJRから切り離されなかったのは、「上越新幹線」を建設した“時期”がよかったからといえます。まあ、「上越線」は今では貨物列車の重要な経路となっているので、実際どこまで第三セクター化するのか疑問の余地がありますが、少なくとも廃止される確率は低いでしょう。
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