“長野新幹線”の歴史

 「北陸新幹線」の「高崎」~「長野」間と言えば、今から13年前に長野オリンピックに間に合うように造られた新幹線で、現在は「長野新幹線」と呼ばれています。この路線の正式名称は「北陸新幹線」です。それは、全線開通すれば大部分が北陸地方を走ることになるからです(東海道、山陽、東北新幹線などと同じ)。では、なぜ“長野新幹線”が定着したのかを述べていきましょう。

 この区間を作り始めた近年は、新幹線を作る予算が昔と比べて激減したため、一気に開業する区間が短くなりました。「北陸新幹線」の「高崎」~「長野」間の開通もその例です。さて、「北陸新幹線」という路線名にもかかわらず、先行開業した区間は上信越の南半分にあたる地域です。この状態で「北陸新幹線」と正直に名乗ってしまっては乗客に混乱をきたします。そこで、路線が北陸に延びるまでの間は「長野新幹線」と呼ぶことにしました。一方で、“北陸まで延びる新幹線”という印象が薄れ、北陸地方への延伸が停まってしまうことを連想させるということで、北陸地方の人たちはかなり嫌がっていました。そこで、“北陸新幹線長野行”という意味で「長野行新幹線」という名が一時期使われました。しかし、この名前では東京方面に向かう上り列車には適用できないため、上り列車はただ単に「新幹線」と呼ばれました。ちなみに、JR東海は最初から「長野新幹線」と呼んでいました。

 結局、「長野行新幹線」という仮称は扱いづらくあまり定着しなかったため、いつの間にやら「長野新幹線」と呼ばれるようになりました。このままこの路線が北陸地方へ延びるときに本来の名前である「北陸新幹線」に直される可能性が高いですが、長野県が長野の名前を残すように要求しJR東日本その意見を聞き入れる用意があるらしいので、果たして今後どうなるのやら?
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