ガタンゴトンしない線路

 線路は全区間がひと繋がりにはなっていません。気温の変化で線路自体が膨張や収縮を生じ、特に膨張により線路がゆがむからです。したがって、ほとんどすべての路線の線路はある一定の距離感覚で隙間が設けられています。

継ぎ目
 大げさに表現すればこんな感じですね。ある程度膨張しても、大丈夫なようにあそびができています。

 しかし、この継ぎ目が原因で走行中の車両に騒音や振動(ガタンゴトン)が生じます。そこで造られたのが隙間のない継ぎ目、「伸縮継目」です。

伸縮継ぎ目
 仕組みは上図のとおりです。左右の線路が接触する部分が斜めになり、片方の線路(トングレール)を完全に固定してもう片方の線路(ロングレール)を膨張収縮の程度は対応できるくらい(要はいつも通り?)固定しています。これにより膨張収縮が起きても隙間ができることはありません。そして「ガタンゴトン」もしません。ちなみに、線路上には信号情報を微弱な電流として流すことがあるため、それを限定してた区間でのみ流せるように電流を遮断する絶縁継目というものもちらほらあります。

 継目の多い分岐器にも、揺れない仕組みが取り入れられているものがあります。詳しくは、こちらからどうぞ(以下の記事は新幹線関連の記事になっていますが、こういう分岐器は他の在来線にも時折ありますよ)。
新幹線の車両は分岐器(ポイント)を通過してもほとんど揺れない
新幹線の分岐器を撮影してきました
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この記事へのコメント

- ヒバリ - 2010年06月18日 05:27:03

なるほど、これが継ぎ目のないレールの秘密か。

- 太郎 - 2010年06月20日 18:54:10

>ヒバリさん
 そゆこと。斜めにすることで上手く力を受け流しているのだ。

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