東京の地下駅 その2 「国会議事堂前・溜池山王駅」

 「国会議事堂前・溜池山王駅」は、「丸ノ内線」「千代田線」の「国会議事堂前」と「銀座線」「南北線」の「溜池山王」と、4路線が乗り入れる大規模な駅です。前回紹介した「赤坂見附・永田町駅」(参照→ )と同様、駅名が違っていながら実質1つの駅と化しています。最初は「国会議事堂前」しかありませんでしたが、平成9年(1997年)9月30日に「南北線」が「溜池山王」まで延伸開業して同時に近くを通る「銀座線」にも新駅として「溜池山王」が開業しました。「銀座線」の路線は「丸ノ内線」「千代田線」の「国会議事堂前」はかなり離れていますが、「南北線」の「溜池山王」のホームが両者を繋ぐ役割を果たし、これらの駅が1つに合体しました。

国会議事堂前駅
 「国会議事堂前・溜池山王」およびその周辺の図です。この辺のまた地下鉄路線が複雑に絡み合っています。他の都市ではなかなかない絡み具合ですね。「丸ノ内線」の「国会議事堂前」が国会議事堂の敷地内に入っていますが、これは国会議事堂の敷地が定められる前に「丸ノ内線」がこの部分を通ったためらしいです。

国会議事堂前 立体図
http://www.tokyometro.jp/rosen/eki/kokkai-gijidomae/map_rittai_1.htmlより
 立体図です。この通路、全部地下にあるんですよ!この図を真に受けて“都会人は梯子で上り下りしている”と思わないでくださいな。「千代田線」の「国会議事堂前」は深さ37.9mに位置し、「大江戸線」の「六本木」(深さ42.3m)が開業するまでは日本で一番深い地下鉄駅でした。「銀座線」の「溜池山王」は、ホームが地下2階にあるのに改札口は地下3階にあるため、地上から深く潜ってまた登ってホームにたどりつく仕組みになっています。「南北線」の「溜池山王」は、立体的に見て「千代田線」の「国会議事堂前」より新しい路線なのにそれより上を通っています。

最後に駅の歴史を簡潔に載せます。
昭和34年(1959年)3月15日 「丸ノ内線」の「国会議事堂前」開業
昭和47年(1972年)10月20日 「千代田線」の「国会議事堂前」開業
平成9年(1997年)9月30日 「銀座線」の「溜池山王」開業
平成9年(1997年)9月30日 「南北線」の「溜池山王」開業

 ちなみに、「国会議事堂前・溜池山王駅」の近くには、これまた複雑な「赤坂見附・永田町駅」があり、「千代田線」の激しい起伏があります。

東京の地下駅 その1 「赤坂見附・永田町駅」
「千代田線」の「国会議事堂前駅」
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この記事へのコメント

- ヒバリ - 2010年11月02日 00:51:56

こういう立体図を見ると複雑そうに見えるけど、意外と案内板を見るとすんなりいけるよね。

ただし新宿駅を除く。

- 太郎 - 2010年11月05日 22:59:52

>ヒバリさん
 確かに、よく考えてみればこういう地下駅は通路が一本道であることが多いから、意外に迷わないよね。「新宿」は平面的にも立体的にも入り組んでいるからアウトだね。

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